京都大学 情報学研究科 知能情報学専攻 2023年8月実施 専門科目 S-4
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以下ではすべて記憶のない定常情報源を考える。なお、解答には理由も明確に示すこと。
設問1
\(\{a, b\}\) をアルファベットとし、各記号の生起確率が \(P(a) = p\), \(P(b) = 1-p\) で与えられる情報源を考える。 \(p\) を変化させた時、この情報源のエントロピーの最大値と最小値を求めよ。
設問2
\(m\) を正の定数とする。 \(\{a_1, \ldots, a_{2m}\}\) をアルファベットとし、各記号の生起確率が次式で与えられる情報源を考える。
ただし、\((m+1)p + (m-1)q = 1\) とする。 \(p, q\) を変化させた時、この情報源のエントロピーの最大値と最小値を求めよ。
設問3
\(\{a_1, a_2, a_3\}\) をアルファベットとし、各記号の生起確率が \(P(a_1) = P(a_2) = P(a_3) = \frac{1}{3}\) である情報源を考える。 この情報源に対する 2 元ハフマン符号の平均長を求めよ。
設問4
\(m\) を正整数とし、\(n = 2^m + 1\) とする。 \(\{a_1, \ldots, a_n\}\) をアルファベットとし、すべての記号の生起確率が \(P(a_i) = \frac{1}{n}\) である情報源を考える。 この情報源に対する 2 元ハフマン符号の平均長を求めよ。
設問5
次の通信路行列により定まる通信路の容量を求めよ。 なお、入力アルファベットのサイズは 2、出力アルファベットのサイズは 3 である。
設問6
次の通信路行列により定まる通信路の容量を \(C\) とする。 なお、入力アルファベットのサイズは \(n\)、出力アルファベットのサイズは \(n\) である。
すると、\(n\) に関する関数 \(f(n)\) を用いて、 \(C = f(n) \log_2 n + \frac{1}{2} \log_2 (n-1) + \frac{n}{2(n-1)}\) と書ける。 \(f(n)\) を求めよ。
Kai
設問1
設問2
Let \(F(p,q)=-(m+1)p \log p-(m-1)q \log q\). Given \((m-1)q+(m+1)p=1\)
So when \(p=\frac{1}{2m}\), we get the maximum \(\log m+1\), and minimum \(\log(m-1)\) when \(p=\frac{1}{m+1}\)
設問3
設問4
設問5
\(C=I(X;Y)=H(Y)-H(Y|X)\), where \(H(Y)\) could be calculated from \(P_Y = P_XP_{Y|X}\). Then, we construct the function
Get the maximum when \(p=\frac{1}{2}\)