早稲田大学 創造理工学研究科 経営システム工学専攻 2016年7月実施 数理基礎 D
Author
祭音Myyura
Description
[小問 D1]
a=1x−1,b=y36
が一次独立となる条件および直交する条件を求め、直交すれば一次独立であることを示せ。
[小問 D2]
可換な行列に対する二項定理を用いて
C=(1011)
の m 乗を求めよ。
Kai
[小問 D1]
a,b が一次従属であると仮定すると、b=λa と書ける。第3成分から λ=−6、第2成分から x=−1/2、第1成分から y=−6 となる。よって一次独立の条件は
(x,y)=(−21,−6).
直交条件は
aTb=y+3x−6=0,
すなわち
y+3x=6.
a,b はともに零ベクトルではない。零でない直交ベクトルが一次従属なら b=λa かつ
0=aTb=λ∥a∥2
となるため λ=0、すなわち b=0 となって矛盾する。したがって直交すれば一次独立である。
[小問 D2]
C=E+N,N=(0010),N2=0
と書ける。E と N は可換なので、二項定理から
Cm=(E+N)m=E+mN=(10m1).