早稲田大学 創造理工学研究科 経営デザイン専攻 2025年実施 専門科目 問2(オペレーションズ・リサーチ)
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
小問1
以下の線形計画問題を考える。
MaximizeSubject toz=3x1+5x2x1+2x2≤6,3x1+2x2≤12,x1,x2≥0.
(1) スラック変数 s1,s2 を用いて,単体法を用いて最適解を求めたい。目的関数の改善に最も寄与する変数を選びピボット操作を1回行い,新しい辞書を以下の空欄に埋めよ。
| 基底変数 | x1 | x2 | s1 | s2 | 定数項 |
|---|
| z | | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
(2) 双対変数 λ1,λ2 を用いて,双対問題を定式化せよ。
(3) 主問題の候補解として x1=2,x2=2 が,与えられている。この解が最適解であるかどうかを,相補性条件を用いて確認せよ。
小問2
(1) ある企業は3つの開発プロジェクト P1,P2,P3 の実施可否を検討している。それぞれにはコストと利益があり,予算の上限は10百万円である。また,実行に関するいくつかの論理的な制約が存在する。この問題を各プロジェクトの実施可否を示すバイナリ変数 x1,x2,x3 を用いて,整数計画問題として定式化せよ。
| プロジェクト | 費用(百万円) | 利益(百万円) |
|---|
| P1 | 5 | 8 |
| P2 | 6 | 9 |
| P3 | 4 | 6 |
条件:
- 条件①:P2 を実施するならば,必ず P1 も実施しなければならない。
- 条件②:P1 と P3 のいずれか一方は実施しなければならない(ただし両方実施も可)。
- 条件③:P2 を実施する場合は,P3 は実施してはならない。
(2) 整数計画問題に関する以下の空欄を埋めよ。
分枝限定法では,まず(①)制約を無視して連続変数として解く(②)問題を解くことで,(③)を求める。あるノードの(③)が,現在の最良整数解の値(④)よりも小さいとき,そのノードは探索から除外される。この操作を(⑤)と呼ぶ。動的計画法では,動的計画法では,「問題の最適解は,その部分問題の解を組み合わせて得られる」という(⑥)の原理に基づいて構成される。以前に計算した状態の値を用いて次の状態を定義する(⑦)関係を持つ。状態数が変数の増加に応じて指数的に増えることで,計算量やメモリ量が爆発的に増大する現象を,一般に(⑧)と呼ぶ。
小問3
待ち行列理論に関する以下の空欄を埋めよ。
M/M/1 型待ち行列モデルに従うある受付窓口では,顧客の来店が(①)分布に従い,1時間あたり平均8人が到着する。また,1人の対応時間は(②)分布に従い,平均対応時間6分である。すなわち,1時間あたり(③)人を対応できる。これらの到着率 λ(人/時)は,λ=(④),サービス率 μ(人/時)は μ=(⑤),利用率 ρ は ρ=(⑥) となる。このとき,システム内の平均人数 L は(⑦),平均待ち時間 W は(⑧)となる。両者の間には L=(⑨)×W という関係が成立し,これを(⑩)の法則とよぶ。多くの場合,利用率 ρ が(⑪)より小さくなると,システムは(⑫)とよばれる安定な状態へ向かい,確率論的な解析が可能となる。
题目描述
小问1 考虑线性规划:最大化 z=3x1+5x2,约束为 x1+2x2≤6、3x1+2x2≤12、x1,x2≥0。
(1) 引入松弛变量 s1,s2,选择对目标函数改善贡献最大的变量,执行一次枢轴操作,将新字典填入上表。(2) 用对偶变量 λ1,λ2 写出对偶问题。(3) 用互补松弛条件判断候选解 (x1,x2)=(2,2) 是否最优。
小问2 (1) 企业选择开发项目 P1、P2、P3,各项目费用分别为5、6、4百万円,利润分别为8、9、6百万円,预算不超过10百万円。实施 P2 必须实施 P1;P1 与 P3 至少实施一个,可以同时实施;P2 与 P3 不能同时实施。用二元变量 x1,x2,x3 建立整数规划模型。
(2) 填空:分支定界法首先忽略①约束,把变量视为连续变量,求解②问题以取得③。如果某节点的③小于当前最好整数解的值④,则排除该节点,称为⑤。动态规划基于⑥原理,以部分问题的解组合成原问题的最优解;通过⑦关系用已计算的状态值定义后续状态。状态数随变量增加而指数增长,导致计算量和内存急剧增加的现象,称为⑧。
小问3 M/M/1 服务窗口的到店人数服从①分布,每小时平均到达8人;每位顾客的服务时间服从②分布,平均6分钟,每小时可服务③人。求到达率④、服务率⑤、利用率⑥、系统内平均人数⑦、平均时间⑧。关系 L=⑨×W 称为⑩定律;当利用率小于⑪时,系统趋向称为⑫的稳定状态。原文将 W 称为“平均等待时间”。
Kai
小問1
(1)
初期辞書は
s1=6−x1−2x2,s2=12−3x1−2x2,z=3x1+5x2.
5>3 より x2 を入基底変数とする。最小比率は min{6/2,12/2}=3 なので,s1 が出基底変数となる。ピボット後は
zx2s2=15+21x1−25s1,=3−21x1−21s1,=6−2x1+s1.
各行を「基底変数=右辺」の形で表し,表に右辺の係数を記入すると,
| 基底変数 | x1 | x2 | s1 | s2 | 定数項 |
|---|
| z | 1/2 | 0 | −5/2 | 0 | 15 |
| x2 | −1/2 | 0 | −1/2 | 0 | 3 |
| s2 | −2 | 0 | 1 | 0 | 6 |
となる。
(2)
MinimizeSubject tow=6λ1+12λ2λ1+3λ2≥3,2λ1+2λ2≥5,λ1,λ2≥0.
(3)
候補解 (2,2) は実行可能で,主制約のスラックは (s1,s2)=(0,2) である。最適なら相補性条件より
λ2s2=0⟹λ2=0.
また x1,x2>0 より,両双対制約は等号となるから
λ1+3λ2=3,2λ1+2λ2=5.
λ2=0 を代入すると λ1=3 と λ1=5/2 が同時に必要となり,矛盾する。したがって,(2,2) は最適解ではない。
実際,(x1,x2)=(3,3/2) と (λ1,λ2)=(9/4,1/4) は主・双対の実行可能解で,目的値はともに 33/2>16 となる。
小問2
(1)
xi=1 を Pi の実施,xi=0 を非実施とすると,
MaximizeSubject to8x1+9x2+6x35x1+6x2+4x3≤10,x2≤x1,x1+x3≥1,x2+x3≤1,xi∈{0,1}(i=1,2,3).
予算制約に続く3本の不等式が,それぞれ条件①,②,③を表す。
(2)
| 空欄 | 解答 | 空欄 | 解答 |
|---|
| ① | 整数 | ⑤ | 限定操作(枝刈り) |
| ② | 緩和 | ⑥ | 最適性 |
| ③ | 上界 | ⑦ | 再帰 |
| ④ | 下界 | ⑧ | 次元の呪い |
最大化問題では,緩和問題の最適値が上界,実行可能な整数解の目的値が下界を与える。
小問3
μ=660=10,ρ=μλ=108=0.8,
L=1−ρρ=4,W=λL=μ−λ1=21 時間.
| 空欄 | 解答 | 空欄 | 解答 |
|---|
| ① | ポアソン | ⑦ | 4 人 |
| ② | 指数 | ⑧ | 0.5 時間(30分) |
| ③ | 10 | ⑨ | λ |
| ④ | 8 | ⑩ | リトル |
| ⑤ | 10 | ⑪ | 1 |
| ⑥ | 0.8 | ⑫ | 定常状態 |
ここで W は L=λW に対応するサービス時間を含めた平均系内時間である。サービス開始までの平均待ち時間は Wq=W−1/μ=0.4 時間(24分)となる。