筑波大学 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 社会工学学位プログラム 2024年8月実施 微积分
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
以下の問 (1) 及び (2) に答えよ。
(1) 実数関数 f(x)=1+x1(x>−1) とする。 f(n)(x)(n=1,2,...) は f(x) の n 階導関数である。以下の問に答えよ。
(a) 次の値をそれぞれ求めよ。
i) f(1)(0)
ii) f(2)(0)
iii) f(3)(0)
(b) 次の極限を求めよ。
i) limx→0x2/3f(x1/3)−1+21x1/3
ii) limx→0x1−21x1/3+83x2/3−f(x1/3)
(2) 実数関数 g(x) は以下のように定義される。
g(x)={xe−x2/20x≥0x<0
以下の問に答えよ。ただし、 ∫−∞∞e−x2/2dx=2π を証明なしで使ってもよい。
(a) ∫−∞∞g(x)dx を求めよ。
(b) ∫−∞∞xg(x)dx を求めよ。
(c) ∫−∞∞x2g(x)dx を求めよ。
(d) 自然数 n≥1 に対して、 μn=∫−∞∞xng(x)dx とする。次の値を求めよ。
i) μ2n
ii) μ2n+1
题目描述
完成以下两题。
-
对 x>−1,定义
f(x)=1+x1,
并以 f(n)(x) 表示其 n 阶导数,其中 n=1,2,…。
-
分别求
(i) f(1)(0),(ii) f(2)(0),(iii) f(3)(0).
-
分别求
(i)x→0limx2/3f(x1/3)−1+21x1/3,
(ii)x→0limx1−21x1/3+83x2/3−f(x1/3).
-
定义实函数
g(x)={xe−x2/2,0,x≥0,x<0.
可以不加证明地使用
∫−∞+∞e−x2/2dx=2π.
回答:
-
求 ∫−∞+∞g(x)dx;
-
求 ∫−∞+∞xg(x)dx;
-
求 ∫−∞+∞x2g(x)dx;
-
对自然数 n≥1,定义
μn=∫−∞+∞xng(x)dx.
分别求
(i) μ2n,(ii) μ2n+1.
Kai
(1)
(a)
i)
f(x)=(1+x)−1/2 とすると,
f′(x)=−21(1+x)−3/2,f′(0)=−21
ii)
f′′(x)=43(1+x)−5/2,f′′(0)=43
iii)
f′′′(x)=−815(1+x)−7/2,f′′′(0)=−815
(b)
i)
f(x)=(1+x)−1/2 のテイラー展開より
f(x)=1−21x+83x2+O(x3)
が成り立つ。
したがって
f(x1/3)=1−21x1/3+83x2/3+O(x)
である。
よって
x→0limx2/3f(x1/3)−1+21x1/3=x→0limx2/383x2/3+O(x)=83
ii)
再びテイラー展開を用いると
f(x1/3)=1−21x1/3+83x2/3−165x+O(x4/3)
である。
したがって
x→0limx1−21x1/3+83x2/3−f(x1/3)=x→0limx165x+O(x4/3)=165
(2)
(a)
∫−∞∞g(x)dx=∫−∞00dx+∫0∞xe−x2/2dx=∫0∞xe−x2/2dx
ここで
u=2x2 とおくと
du=xdx であるから,
∫0∞xe−x2/2dx=∫0∞e−udu=[−e−u]0∞=1
(b)
∫−∞∞xg(x)dx=∫0∞x2e−x2/2dx
とおく。
I=∫0∞x2e−x2/2dx として部分積分を行う。
u=x, dv=xe−x2/2dx とすると,
du=dx, v=−e−x2/2 である。
よって
I=[−xe−x2/2]0∞+∫0∞e−x2/2dx=21∫−∞∞e−x2/2dx=212π=2π
(c)
∫−∞∞x2g(x)dx=∫0∞x3e−x2/2dx
u=2x2 とおくと,
x2=2u, du=xdx であるから
∫0∞x3e−x2/2dx=∫0∞2ue−udu=2Γ(2)=2
(d)
i)
μ2n=∫−∞∞x2ng(x)dx=∫0∞x2n+1e−x2/2dx
u=2x2 とすると
x2n=(2u)n であるから
μ2n=2n∫0∞une−udu=2nΓ(n+1)=2nn!
ii)
μ2n+1=∫−∞∞x2n+1g(x)dx=∫0∞x2n+2e−x2/2dx
I=∫0∞x2n+2e−x2/2dx とし,
u=x2n+1, dv=xe−x2/2dx として部分積分を行う。
すると
I=(2n+1)∫0∞x2ne−x2/2dx
この操作を繰り返すことで
μ2n+1=(2n+1)(2n−1)⋯3⋅12π=2nn!(2n+1)!2π
を得る。