筑波大学 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 社会工学学位プログラム 2020年8月実施 线性代数
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
数学
問題IとIIの両方に答えよ。問題ごとに別々の解答用紙を使用せよ。
以下では,実数全体の集合を R とする。
I. n 次元実ベクトル a∈Rn , n 次正方行列 A∈Rn×n に対して, ta , tA をそれぞれ a の転置ベクトル, A の転置行列とする。次の3つの3次元実ベクトル
p1=101,p2=−110,p3=0−10
に対して,3つの3次正方行列
P1=p1tp1=101000101,P2=p2tp2=1−10−110000,P3=p3tp3=000010000
を定義し,さらに3つの実数 α1,α2,α3∈R に対して3次正方行列
A(α1,α2,α3)=α1P1+α2P2+α3P3
を定義する。以下の(1)-(5)に答えよ。
(1) 以下の3次正方行列の各要素を計算せよ。
tp1p1tp2p1tp3p1tp1p2tp2p2tp3p2tp1p3tp2p3tp3p3
(2) 3つの3次元実ベクトル A(α1,α2,α3)p1 , A(α1,α2,α3)p2 , A(α1,α2,α3)p3 それぞれを, α1,α2,α3 と具体的な実数で表される x1,x2,x3 を用いて, x1p1+x2p2+x3p3 の形で表せ。
(3) 3次正方行列 A(1,2,3) の固有値をすべて求めよ。
(4) n 次正方行列 A について,任意の n 次元実ベクトル d∈Rn に対して tdAd>0 が成り立つとき, A は正定値行列であるという。3次正方行列 A(1,2,3) が正定値行列であるか否か,理由を付して述べよ。
(5) 3次正方行列 A(α1,α2,α3) が半正定値行列であるための, 3つの実数 α1,α2,α3∈R に関する必要十分条件について,理由を付して述べよ。
题目描述
原题开头要求问题 I、II 均作答并分别使用答题纸,但当前文件的 Description 与 Kai 只包含问题 I;问题 II 的题面缺失,无法由本文件唯一恢复。以下为现有问题 I。
对 n 维实向量 a∈Rn 和 n 阶实方阵 A∈Rn×n,分别以 ta、tA 表示其转置。给定
p1=101,p2=−110,p3=0−10,
并定义三个外积矩阵
P1=p1tp1=101000101,
P2=p2tp2=1−10−110000,P3=p3tp3=000010000.
对 α1,α2,α3∈R,再令
A(α1,α2,α3)=α1P1+α2P2+α3P3.
回答下列问题:
-
计算 Gram 矩阵
tp1p1tp2p1tp3p1tp1p2tp2p2tp3p2tp1p3tp2p3tp3p3
的每个元素。
-
分别将
A(α1,α2,α3)p1,A(α1,α2,α3)p2,A(α1,α2,α3)p3
表示成 x1p1+x2p2+x3p3 的形式,其中 x1,x2,x3 要用 α1,α2,α3 和具体实数写出。
-
求 A(1,2,3) 的全部特征值。
-
判断 A(1,2,3) 是否为正定矩阵,并说明理由。题面以 tdAd>0 定义正定性;按 Kai 可唯一确认的标准含义,此条件针对任意非零 d∈Rn(若含 d=0,严格不等式不可能成立)。
-
给出 A(α1,α2,α3) 为半正定矩阵时,α1,α2,α3 所满足的必要充分条件,并说明理由。
Kai
(1)
tp1p1tp2p1tp3p1tp1p2tp2p2tp3p2tp1p3tp2p3tp3p3=2−10−12−10−11.
(2)
A(α1,α2,α3)p1A(α1,α2,α3)p2A(α1,α2,α3)p3=2α1p1−α2p2,=−α1p1+2α2p2−α3p3,=−α2p2+α3p3.
実際, P=(p1,p2,p3) とおけば
A=Pdiag(α1,α2,α3)tP であり,
上の係数は (1) の内積から得られる。
(3)
α1=1,α2=2,α3=3 を代入すると
A(1,2,3)=3−21−250101.
その固有方程式は
λ3−9λ2+18λ−6=0
θ=31arccos(1/3) とおけば,3つの固有値は
λk=3+23cos(θ+32kπ)(k=0,1,2)
である(近似値は 0.415775,2.294280,6.289945 )。
(4)
対称行列 A(1,2,3) の首座主小行列式は
3,3−2−25=11,detA(1,2,3)=6
であり,すべて正である。したがって Sylvester の判定法により
A(1,2,3) は正定値行列である。
(5)
P=(p1,p2,p3) とおくと detP=1 なので P は正則であり,
A(α1,α2,α3)=Pdiag(α1,α2,α3)tP
と書ける。任意の d∈R3 に対して
tdA(α1,α2,α3)d=α1(tp1d)2+α2(tp2d)2+α3(tp3d)2.
P が正則であるから, (tp1d,tp2d,tp3d) は
R3 のすべての値をとる。よって半正定値であるための必要十分条件は
α1≥0,α2≥0,α3≥0
である。