筑波大学 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 社会工学学位プログラム 2020年2月実施 微积分
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
以下の (1)-(3) に答えよ.
(1) 実関数 f(x) 及び g(x) を以下のように定める.
x>0 の場合:
f(x)=xexp(x)−1−x,g(x)=x3/2exp(x)−1−x−x/2
x=0 の場合:
f(0)=C1,g(0)=C2.
x を任意の実数としたとき、以下をそれぞれ求めよ。
(i) x が 0 に近づくときの f(x) 及び g(x) の右側極限值.
(ii) f(x) と g(x) が x=0 において右連続であるための C1 及び C2 の値.
(実関数 h(x) に対して、 x が a に近づくときの右側極限値は limx→a+0h(x) , limx→a+h(x) 等と表記される。)
(2) (i) 実関数 h(x) について、実数 a における微分の定義を書け、また、微分の意味,及び、社会問題への微分の応用について150字以内で説明せよ。
(ii) 次の極限を微分の形に直し、その値を求めよ.
x→0limxcos(x20)−1
(3) (i) 次の関数のグラフを描け.
f(x)=xexp(−x).(x≥0)
(ii) 次の広義積分を計算せよ.
∫0∞xexp(−x)dx.
(iii) n を任意の自然数としたとき、次の広義積分を計算せよ.
∫0∞xnexp(−x)dx.
题目描述
完成以下三题。
-
对 x>0,定义
f(x)=xex−1−x,g(x)=x3/2ex−1−x−x/2,
并在 x=0 时令
f(0)=C1,g(0)=C2.
当前题面没有给出 x<0 时的函数定义;Kai 也只使用上述 x≥0 部分,因此不能唯一补写负半轴上的取值。以下问题均只涉及从右侧趋近 0:
- 分别求 x→0+limf(x) 与 x→0+limg(x);
- 求使 f,g 在 x=0 处右连续的 C1,C2。
题面同时说明,函数 h 在 a 处的右极限可写作 limx→a+0h(x) 或 limx→a+h(x)。
-
回答以下问题:
-
写出实函数 h(x) 在实数 a 处导数的定义,并在 150 字以内说明微分的含义及其在社会问题中的应用。
-
将下列极限改写为导数形式并求值:
x→0limxcos(x20)−1.
-
回答以下问题:
-
画出函数
f(x)=xe−x(x≥0)
的图像。
-
计算广义积分
∫0∞xe−xdx.
-
对任意自然数 n,计算
∫0∞xne−xdx.
Kai
(1)
(i)
f(x)=xex−1−x
とおく. t=x とおけば x=t2 であり,
x→0+ のとき t→0+ となる.よって,
x→0+limf(x)=t→0+limt2et−1−t
である.ここでロピタルの定理を用いると,
t→0+limt2et−1−t=t→0+lim2tet−1
が成り立つので,
x→0+limf(x)=t→0+lim2et=21
を得る.
次に,
g(x)=x3/2ex−1−x−2x
とおく.同様に t=x とすると,
g(x)=t3et−1−t−2t2
である.したがって,
x→0+limg(x)=t→0+limt3et−1−t−2t2
となる.ここでロピタルの定理を用いると,
t→0+limt3et−1−t−2t2=t→0+lim3t2et−1−t
より,
x→0+limg(x)=t→0+lim6tet−1=t→0+lim6et=61
である.
(ii)
f(x) および g(x) が x=0 において連続となるためには,
f(0)=x→0+limf(x),g(0)=x→0+limg(x)
が必要である.よって,
f(0)=C1=21,g(0)=C2=61
と定めればよい.
(2)
(i)
関数 h(x) の x=a における微分係数の定義は,
h′(a)=x→alimx−ah(x)−h(a)
であり, Δx=x−a とおくと,
h′(a)=Δx→0limΔxh(a+Δx)−h(a)
と書ける.
微分は瞬間変化率およびグラフの接線の傾きを表す.社会問題では,人口・価格・感染者数などの時間変化を測り,増減の予測や政策効果の比較に用いられる.
(ii)
極限
x→0limxcos(x20)−1
を考える. u=x20 とおくと,
x→0 のとき u→0 である.したがって,
xcos(x20)−1=ucosu−cos0x19
と変形できる.ここで,
dudcosuu=0=−sin0=0
であるから,
x→0limxcos(x20)−1=0
となる.
また,ロピタルの定理を用いると,
x→0limxcos(x20)−1=x→0lim1−sin(x20)⋅20x19=0
と求めることもできる.
(3)
(i)
x≥0 において
f(x)=xe−x
とする.このとき,
f′(x)=e−x−xe−x=(1−x)e−x
であり,
f′(x)=0 となるのは x=1 のときである.
f(1)=e−1=e1
である.
さらに,
f′′(x)=−e−x−(1−x)e−x=(x−2)e−x
より,
f′′(x)=0 となるのは x=2 であり,
f(2)=2e−2
である.以上より, f(x) は
x=0 から x=1 まで増加し,
その後 x→∞ で 0 に収束する.
(ii)
∫0∞xe−xdx
を部分積分すると,
∫0∞xe−xdx=[−xe−x]0∞+∫0∞e−xdx
となる.ここで,
[−xe−x]0∞=0
であるから,
∫0∞xe−xdx=[−e−x]0∞=1
を得る.
(iii)
一般に,
∫0∞xne−xdx
を部分積分すると,
∫0∞xne−xdx=[−xne−x]0∞+∫0∞nxn−1e−xdx
である.ここで
In=∫0∞xne−xdx
とおくと,
In=nIn−1
が成り立つ.また,
I0=∫0∞e−xdx=1
より,
In=n!I0=n!
を得る.