筑波大学 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 社会工学学位プログラム 2017年2月実施 微积分
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
実関数
f(x)={x+x2−ex+3(x>0)(x≤0)
に関して以下の問いに答えよ。
(1) x が正の実数全体を動くときの f(x) の最小値 min{f(x)∣x>0} を求めよ。
(2) x が実数全体を動くときの f(x) の最小値 min{f(x)∣x∈R} を求めよ。
(3) x が負の実数全体を動くときの f(x) の上限 sup{f(x)∣x<0} を求めよ。
(4) ∫−∞−1f(x)dx を計算せよ。
(5) ∫01xαf(x)dx が収束するための実数 α の条件を求めよ。
(6) 実数 x1,x2 が x1>0,x2≤0,x1−x2=4 を満たすとする。2点 (x1,f(x1)) と (x2,f(x2)) の間のユークリッド距離の最小値を求めよ。
题目描述
定义实函数
f(x)=⎩⎨⎧x+x2,−ex+3,x>0,x≤0.
回答下列问题:
- 当 x 遍历所有正实数时,求 min{f(x)∣x>0}。
- 当 x 遍历全体实数时,求 min{f(x)∣x∈R}。
- 当 x 遍历所有负实数时,求 sup{f(x)∣x<0}。
- 计算广义积分 ∫−∞−1f(x)dx;若不收敛,应据积分本身说明其发散。
- 求使反常积分 ∫01xαf(x)dx 收敛的实参数 α 的条件。
- 设实数 x1,x2 满足 x1>0、x2≤0 及 x1−x2=4。求平面上两点 (x1,f(x1)) 与 (x2,f(x2)) 之间欧氏距离的最小值。
Kai
(1) x>0 のとき f(x)=x+x2 .相加相乗平均より
x+x2≥2x⋅x2=22 .
等号は x=x2 ,すなわち x=2 のとき成立.
よって min{f(x)∣x>0}=22 .
(2) x≤0 のとき f(x)=−ex+3 , f′(x)=−ex<0 より単調減少.
したがって (−∞,0] での最小値は x=0 で f(0)=2 .
一方,(1)より (0,∞) での最小値は 22>2 .
よって min{f(x)∣x∈R}=2 ( x=0 ).
(3) x<0 のとき f(x)=−ex+3 , f′(x)=−ex<0 より単調減少.
x→−∞ で f(x)→3 , x→0− で f(x)→2 .
よって sup{f(x)∣x<0}=3 (最大値は取らない).
(4) x≤0 なので
∫−∞−1f(x)dx=∫−∞−1(−ex+3)dx=[−ex+3x]−∞−1
.
ここで limx→−∞(−ex+3x)=−∞ より,
∫−∞−1f(x)dx=+∞ (発散).
(5) 0<x≤1 では f(x)=x+x2 なので
∫01xαf(x)dx=∫01(xα+1+2xα−1)dx
.
0 近傍での収束条件は
α+1>−1 かつ α−1>−1 ,
すなわち α>−2 かつ α>0 .
よって必要十分条件は α>0 .
(6) x1−x2=4 より x1=x2+4 ,また x1>0, x2≤0 から
−4<x2≤0 .距離の二乗は
d2=(x1−x2)2+(f(x1)−f(x2))2=16+(x2+1+x2+42+ex2)2.
よって d2≥16 ,すなわち d≥4 .
ここで h(x)=x+1+x+42+ex とおくと,
h(−3)>0, h(−2.9)<0 なので中間値の定理より
(−3,−2.9) に h(x)=0 を満たす点が存在し,
そのとき f(x1)=f(x2) となって d=4 を達成する.
したがって距離の最小値は 4 .