東京大学 数理科学研究科 数理科学専攻 2024年8月実施 専門科目A 第3問
Author
藍色日和, 祭音Myyura
Description
(1) 関数 fn:R→R を
f1(x)=sin(x)
fn(x):=fn−1(sin(x))
と定義する。関数列 {fn}n=1∞ は R 上で一様収束するかどうか判定し、一様収束するならその収束関数 f(x) を求めなさい。
(2) 関数 gn:R3→R を
gn(x,y,z)=nlog(enx+eny+enz)
で定義する。関数列 {gn}n=1∞ は R3 上で一様収束するかどうか判定し、一様収束するならその収束関数 g(x,y,z) を求めなさい。
题目描述
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定义函数 fn:R→R:
f1(x)=sin(x),
并对 n≥2 递归定义
fn(x):=fn−1(sin(x)).
判断函数列 {fn}n=1∞ 是否在 R 上一致收敛;若一致收敛,求其极限函数 f(x)。
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定义函数 gn:R3→R:
gn(x,y,z)=nlog(enx+eny+enz).
判断函数列 {gn}n=1∞ 是否在 R3 上一致收敛;若一致收敛,求其极限函数 g(x,y,z)。
Kai
(1)
一様収束し、その収束値は
であることを示す。各 fn は奇関数であり、∣sinx∣≤1 かつ sint は 0≤t≤1 で単調増加なので
x∈Rsup∣fn(x)∣=fn(2π).
従って I=[0,2π] に於ける 0 への一様収束を示せばよい。
このとき fn(x) は任意の x∈I に対して非負実数からなる広義単調減少列であるから、極限 y=limn→∞fn(x) が存在し、これは
sin(y)=sin(n→∞limfn(x))=n→∞limsin(fn(x))=n→∞limfn+1(x)=y
より y=0 である。ここで任意の ε>0 に対して fn(2π)<ε なる n を取れば、任意の x∈I について
fn(x)≤fn(2π)<ε
であるから、fn の一様収束性及び 0 への収束が言えた。
(2)
m=max{x,y,z} とおくと
gn(x,y,z)=m+n1log(en(x−m)+en(y−m)+en(z−m)).
括弧内は 1 以上 3 以下なので、任意の (x,y,z)∈R3 に対して
0≤gn(x,y,z)−m≤nlog3.
従って gn(x,y,z) は一様収束し、その極限は
g(x,y,z)=max{x,y,z}
である。