東京大学 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 2016年8月実施 微分方程
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
1階線形微分方程式について以下の問に答えよ。
- 線形微分方程式
dxdy+g(x)y=h(x)
において、1つの特殊解 y1(x) を知れば、一般解は
y(x)=y1(x)+Aexp(−∫g(x)dx)
で求められることを証明せよ。ただし、 A は任意定数である。
- 問1)の一般解を求める方法を利用して、微分方程式
dxdy=1+x+y(2)
の一般解を求めよ。ただし、 y(0)=c ( c は任意定数)であり、この微分方程式の1つの特殊解は y1(x)=−(x+2) である。
- y(x)=∑n=0∞anxn ( an は定数) とおいて式(2)の一般解を求め、得られた解が問2)の結果と一致することを示せ。
题目描述
回答下列关于一阶线性微分方程的问题。
-
对线性微分方程
dxdy+g(x)y=h(x),
证明:若已知一个特解 y1(x),则其一般解为
y(x)=y1(x)+Aexp(−∫g(x)dx),
其中 A 为任意常数。
-
利用第 1 问的方法,求微分方程
dxdy=1+x+y(2)
在初始条件 y(0)=c 下的一般解,其中 c 为任意常数;已知式 (2) 的一个特解为 y1(x)=−(x+2)。
-
令
y(x)=n=0∑∞anxn,
其中 an 为常数,用幂级数法求式 (2) 的一般解,并证明所得结果与第 2 问一致。
Kai
既知の特殊解 y1 と任意の解 y の差を z=y−y1 とおく。両者が同じ非同次方程式を満たすので、差を取れば
z′+g(x)z=0.
したがって
zz′=−g(x),z=Aexp(−∫g(x)dx).
ゆえに
y(x)=y1(x)+Aexp(−∫g(x)dx).
積分定数の違いは任意定数 A に吸収される。
式 (2) は
であり、 g(x)=−1 、特殊解は y1=−(x+2) である。問1より
y=−(x+2)+Aex.
初期条件 y(0)=c から c=−2+A 、すなわち A=c+2 である。よって
y(x)=−(x+2)+(c+2)ex.
y=n=0∑∞anxn,y′=n=0∑∞(n+1)an+1xn
を y′=1+x+y に代入し、係数を比較すると
a1=1+a0,2a2=1+a1,(n+1)an+1=an(n≥2).
a0=y(0)=c なので
a1=c+1,an=n!c+2(n≥2).
したがって
y(x)=c+(c+1)x+(c+2)n=2∑∞n!xn=c+(c+1)x+(c+2)(ex−1−x)=−(x+2)+(c+2)ex,
となり、問2の解と一致する。