東京大学 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 2021年度 サンプル問題 1
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
以下の問に答えよ。定数、変数、関数はすべて実数とする。
直交座標系を構成する xyz 空間上の曲面 z=ax2+y2+2xy−2x を考える。ただし a=0 とする。
(i) (x,y,z)=(1,0,a−2) における接平面を z=rx+py+s とする。r,p,s を求めよ。
(ii) この接平面が x 軸と交点を持つときの a の条件を求めよ。
(iii) (ii) の条件を満たす接平面と原点との距離が 1/5 であるとき、a を求めよ。
次の行列とベクトルを考える。
D=500020000,v=031,At=D+tvvT,x=x1x2x3.
t>0、T は転置を表す。
(i) At のすべての要素の和を t を用いて表せ。
(ii) bij を At−1 の第 (i,j) 成分とする。b11,b33 を求めよ。
(iii) x を t によらない定ベクトルとする。limt→∞xTAt−1x=0 の必要十分条件を求めよ。
f(y)=y−y2 とする。
(i) 1/f(y)=A/y+B/(1−y)(y=0,1)と部分分数分解したときの A,B を求めよ。
(ii) 微分方程式 dy/dx=f(y) の一般解を求めよ。任意定数として C を用いること。
题目描述
以下常数、变量、函数均为实数。
- 考虑曲面 z=ax2+y2+2xy−2x,a=0。
- 求点 (1,0,a−2) 处切平面 z=rx+py+s 的系数 r,p,s。
- 求切平面与 x 轴相交时 a 的条件。
- 在此条件下,切平面到原点的距离为 1/5,求 a。
- 设
D=diag(5,2,0),v=(0,3,1)T,At=D+tvvT,x=(x1,x2,x3)T,t>0.
T 表示转置。
- 用 t 表示 At 全部元素之和。
- 设 bij=(At−1)ij,求 b11,b33。
- 对不依赖于 t 的向量 x,求 limt→∞xTAt−1x=0 的充要条件。
- 令 f(y)=y−y2。
- 求 1/f(y)=A/y+B/(1−y)(y=0,1)的系数。
- 解 dy/dx=f(y),用 C 表示任意常数。
Kai
(i) zx=2ax+2y−2、zy=2y+2x より、
z−(a−2)=(2a−2)(x−1)+2y,r=2a−2, p=2, s=−a.
(ii) y=z=0 を代入すると (2a−2)x=a。a=0 に注意して、条件は a=1。
(iii) 距離公式より
(2a−2)2+5∣a∣=51⟺a2+8a−9=(a−1)(a+9)=0.
a=1 は (ii) に反するため、a=−9。
At=50002+9t3t03tt,At−1=1/50001/2−3/20−3/29/2+1/t.
(i) 全要素の和は 7+16t。
(ii) b11=1/5,b33=9/2+1/t。
(iii)
t→∞limxTAt−1x=5x12+2(x2−3x3)2.
したがって必要十分条件は x1=0, x2=3x3。
(i) 1=A(1−y)+By より A=B=1。
(ii) 変数分離により log∣y/(1−y)∣=x+定数。したがって
y(x)=1+CexCex(C∈R),y(x)≡1.
分母が 0 にならない区間で考える。C=0 は定数解 y≡0 を含む。