東京大学 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 2018年8月実施 専門基礎科目 第1問
Author
之遥, 祭音Myyura
Description
f(x,y)(x,y∈R,(x,y)=(0,0)) を実関数とし,微分方程式
∂x2∂2f+∂y2∂2f+f=0(1)
を極座標 (r,θ)(r,θ∈R,r>0) を用いて考える。ここで, x=rcosθ,y=rsinθ とする。g(r,θ)=f(x(r,θ),y(r,θ)) として, 以下の問に答えよ。
(問 1)
r を x,y を用いて表せ。
(問 2)
∂x∂f=A(r,θ)∂r∂g+B(r,θ)∂θ∂g と表されるとき, A(r,θ),B(r,θ) を求めよ。∂x∂θ=−rsinθ を用いてよい。
(問 3)
∂x2∂2f=D(r,θ)∂r2∂2g+E(r,θ)∂r∂g+F(r,θ)∂θ2∂2g+G(r,θ)∂θ∂g+H(r,θ)∂r∂θ∂2g と表されるとき, D(r,θ),E(r,θ),F(r,θ),G(r,θ),H(r,θ) を求めよ。
(問 4)
式(1)の微分方程式において, 変数を極座標に変換して g(r,θ) に関する微分方程式を求めよ。∂y∂θ=rcosθ を用いてよい。
(問 5)
(問 4)で求めた微分方程式の解が, g(r,θ)=R(r)sinθ と書けると仮定する。 R(r) は微分方程式
dr2d2R+r1drdR+(1−r21)R=0(2)
を満たすことを示せ。
(問 6)
式(2)の微分方程式の解が, 項別微分可能な級数 R(r)=r+∑m=1∞Cmrm+1 と書けると仮定する。
(i) C1,C2 の値を求めよ。
(ii) 整数 n≥1 に対して, Cn+2 を Cn を用いて表せ。
题目描述
设 f(x,y) 是定义在 R2∖{(0,0)} 上的实函数,满足二维 Helmholtz 方程
∂x2∂2f+∂y2∂2f+f=0.(1)
采用极坐标
x=rcosθ,y=rsinθ,r>0,
并定义 g(r,θ)=f(x(r,θ),y(r,θ))。回答:
- 用 x,y 表示 r。
- 若
∂x∂f=A(r,θ)∂r∂g+B(r,θ)∂θ∂g,
求 A,B;可用 ∂θ/∂x=−sinθ/r。
3. 若
∂x2∂2f=Dgrr+Egr+Fgθθ+Ggθ+Hgrθ,
求 D(r,θ),E(r,θ),F(r,θ),G(r,θ),H(r,θ)。
4. 将式 (1) 完整变换成关于 g(r,θ) 的极坐标偏微分方程;可用 ∂θ/∂y=cosθ/r。
5. 假设解可分离为
g(r,θ)=R(r)sinθ,
证明径向函数满足
R′′+r1R′+(1−r21)R=0.(2)
- 再假设式 (2) 有可逐项微分的级数解
R(r)=r+m=1∑∞Cmrm+1.
- 求 C1,C2;
- 对整数 n≥1,用 Cn 表示 Cn+2。
Kai
r=x2+y2.
連鎖律より ∂x=cosθ∂r−(sinθ/r)∂θ なので、
A=cosθ,B=−rsinθ.
問2の微分作用素をもう一度作用させると、
fxx=cos2θgrr+rsin2θgr+r2sin2θgθθ+r22sinθcosθgθ−r2sinθcosθgrθ.
したがって各項の係数が順に D,E,F,G,H である。
同様に ∂y=sinθ∂r+(cosθ/r)∂θ を用い、fxx+fyy の混合微分項を消去すると、
grr+r1gr+r21gθθ+g=0.
g=R(r)sinθ を代入すれば、
[R′′+r1R′+(1−r21)R]sinθ=0.
すべての θ で成立するから、角括弧内が 0 となる。
級数を r2R′′+rR′+(r2−1)R=0 に代入し、係数を比較する。
3C1r2+(8C2+1)r3+n=1∑∞[(n+2)(n+4)Cn+2+Cn]rn+3=0.
よって、
C1=0,C2=−81,Cn+2=−(n+2)(n+4)Cn(n≥1).