東京大学 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 2015年8月実施 専門基礎科目 第2問
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
次の3次正方行列 A,B,C を考える。
A=x104−x2x−1x−20x+2x,B=147258360,C=147258369.
このとき、以下の問に答えよ。
(問1) detA を求めよ。さらに、detA=0 を満たす x を全て求めよ。
(問2) 問1で求めた全ての x に対して、rankA を求めよ。
(問3) detA,det(AB),det(BA) の x に関する次数を求めよ。
(問4) det(AC),det(CA) を求めよ。
(問5) A の固有値を全て求めよ。
(問6) 問5で求めた固有値のうち、重複度が1である固有値に対する固有ベクトルを求めよ。
题目描述
考虑三个三阶方阵
A=x104−x2x−1x−20x+2x,B=147258360,C=147258369.
- 求 detA,并求使其为零的所有 x。
- 对第1问得到的每个 x,求 A 的秩。
- 求 detA,det(AB),det(BA) 作为 x 的多项式的次数。
- 求 det(AC),det(CA)。
- 求 A 的全部特征值。
- 求代数重数为1的特征值对应的特征向量。
Kai
第1行で展開して、
detA=x{x(x−1)−(x+2)(x−2)}−x(4−x2)=x2(x−1).
よって detA=0 となるのは x=0,1。
左上の2次小行列式は x=0 で −4、x=1 で −3 である。問1より行列式は0なので、いずれも rankA=2。
detB=27 より、
det(AB)=det(BA)=27x2(x−1).
したがって、3つとも x に関して3次。
C の列は線形従属であり detC=0。よって det(AC)=det(CA)=0。
M=A−xI とおくと、
det(M−μI)=−μ2(μ+1).
したがって、A の固有値は x(重複度2)、x−1(重複度1)。
{A−(x−1)I}v=0 を解くと、
v=cx2−412−x(c=0).