東京大学 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 2014年8月実施 専門基礎科目 第4問
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
非負整数値をとる確率変数 X が、任意の非負整数 n に対して
Pr(X≥n+1)=Pr(X≥n)Pr(X≥1)
を満たすとする。Pr(X≥1)=p(0<p<1)とし、Pp(n)=Pr(X≥n)、Qp(n)=Pr(X=n) とおく。
- Pp(n) と Qp(n) を求めよ。
- ある事象が各試行で独立に確率 0.1 で起こる。初めてその事象が起こるまでの試行回数を S とする。Pr(S=n) を Qp を用いて表せ。
- X1,X2 は互いに独立で X と同じ分布に従うとし、Y=X1+X2 とおく。0≤m≤n に対して Pr(X1=m)Pr(X2=n−m) を求め、Pr(Y=n) を求めよ。
- X1,…,Xr は互いに独立で X と同じ分布に従うとする。Z=X1+⋯+Xr に対して Pr(Z=n) を求めよ。
- 問2と同じ試行を繰り返し、事象が r 回起こるまでの試行回数を U とする。Pr(U=n) を求めよ。
题目描述
非负整数值随机变量 X 对任意非负整数 n 满足
Pr(X≥n+1)=Pr(X≥n)Pr(X≥1).
设 Pr(X≥1)=p(0<p<1),记 Pp(n)=Pr(X≥n),Qp(n)=Pr(X=n)。
- 求 Pp(n) 和 Qp(n)。
- 某事件在每次独立试验中以概率 0.1 发生。设 S 为该事件首次发生时的试验次数,用 Qp 表示 Pr(S=n)。
- 设 X1,X2 相互独立且与 X 同分布,Y=X1+X2。对 0≤m≤n,求 Pr(X1=m)Pr(X2=n−m),进而求 Pr(Y=n)。
- 设 X1,…,Xr 相互独立且与 X 同分布,Z=X1+⋯+Xr,求 Pr(Z=n)。
- 重复第2问中的试验,设 U 为该事件第 r 次发生时的试验次数,求 Pr(U=n)。
Kai
Pp(0)=1, Pp(n+1)=pPp(n) より
Pp(n)=pn,Qp(n)=Pp(n)−Pp(n+1)=(1−p)pn(n≥0).
S−1 は成功前の失敗回数なので
Pr(S=n)=Q0.9(n−1)=0.1(0.9)n−1(n≥1).
独立性と問1より、0≤m≤n に対して
Pr(X1=m)Pr(X2=n−m)=(1−p)pm(1−p)pn−m=(1−p)2pn.
したがって
Pr(Y=n)=m=0∑n(1−p)2pn=(n+1)(1−p)2pn(n≥0).
n1+⋯+nr=n を満たす非負整数の組は (r−1n+r−1) 個あり、各組の確率は (1−p)rpn である。よって
Pr(Z=n)=(r−1n+r−1)(1−p)rpn(n≥0).
n 回目が成功し、最初の n−1 回に r−1 回の成功があることが必要十分である。したがって
Pr(U=n)=(r−1n−1)(0.1)r(0.9)n−r(n≥r).
各確率は、上記の範囲外では 0 である。