東京大学 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 2020年度 第1問(数学)
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
ラプラス変換を F(s)=∫0∞f(t)e−stdt とする。以下の問いに答えよ。
τ>0 とし、原題の図1、図2の関数を、それぞれ次の区分的な式で与える。
f1(t)=⎩⎨⎧τ−2,−τ−2,0,0≤t<τ,τ≤t<2τ,t<0 または t≥2τ,f2(t)=⎩⎨⎧t/τ2,(2τ−t)/τ2,0,0≤t<τ,τ≤t<2τ,t<0 または t≥2τ.
(a) 両関数のラプラス変換を求めよ。
(b) (a) の各変換について、τ→0 の極限を求めよ。
次の連立常微分方程式を、初期条件 x(0+)=1、y(0+)=z(0+)=0 のもとで解け。
⎩⎨⎧(dtd−7)x−3y+2z=0,−4x+(dtd−7)y+z=0,4x+4y+(dtd−4)z=0.
フーリエ変換とラプラス変換の関係を説明せよ。ここではフーリエ変換を
f(ω)=∫−∞∞f(t)e−iωtdt
とし、i は虚数単位とする。
题目描述
定义拉普拉斯变换为 F(s)=∫0∞f(t)e−stdt。
问1:设 τ>0。图1对应的 f1 在 [0,τ) 上为 1/τ2,在 [τ,2τ) 上为 −1/τ2,其余处为零。图2对应的 f2 在 [0,τ) 上为 t/τ2,在 [τ,2τ) 上为 (2τ−t)/τ2,其余处为零。(a) 求两者的拉普拉斯变换;(b) 求两种变换在 τ→0 时的极限。
问2:求解上述三元常微分方程组,即 x′=7x+3y−2z、y′=4x+7y−z、z′=−4x−4y+4z,初始条件为 x(0+)=1、y(0+)=z(0+)=0。
问3:说明拉普拉斯变换与傅里叶变换的关系,其中傅里叶变换定义为 f(ω)=∫−∞∞f(t)e−iωtdt,i 为虚数单位。
Kai
(a)
図1の関数について、s=0 では
F1(s)=τ21∫0τe−stdt−τ21∫τ2τe−stdt=τ2s(1−e−τs)2.
図2の関数については
F2(s)=τ21∫0τte−stdt+τ21∫τ2τ(2τ−t)e−stdt=τ2s2(1−e−τs)2.
s=0 における値は、積分から F1(0)=0、F2(0)=1 であり、上式の可除特異点を補った値と一致する。
(b)
s=0 を固定すると、1−e−τs=τs+O(τ2) であるから
τ→0+limF1(s)=s,τ→0+limF2(s)=1.
s=0 でも (a) より同じ結論が成り立つ。
u=(x,y,z)T とおくと、u′=Au、ただし
A=74−437−4−2−14.
特性多項式は det(λI−A)=(λ−3)2(λ−12) である。
p1=5−44,p2=−354,p3=−1−11
を取れば、Ap1=3p1、Ap2=−p1+3p2、Ap3=12p3 となる。したがって
P=(p1 p2 p3),P−1AP=J=300−1300012.
J=D+N、D=diag(3,3,12) とおくと、DN=ND、N2=0 より
etJ=etD(I+tN)=e3t00−te3te3t000e12t.
初期条件に対して
P−1u(0+)=1/90−4/9
であるから、u(t)=PetJP−1u(0+) より
x(t)y(t)z(t)=95e3t+94e12t,=−94e3t+94e12t,=94e3t−94e12t.
s=σ+iω と書き、t<0 では零となる拡張を f+(t) とする。積分が収束する範囲で
F(σ+iω)=∫0∞f(t)e−σte−iωtdt=F[e−σtf+(t)](ω).
すなわち、ラプラス変換は、指数重み e−σt を掛けた因果的関数のフーリエ変換である。
特に f(t)=0(t<0)で、虚軸上でも積分が収束すれば
f(ω)=F(iω).
例えば f+∈L1(R) ならこの等式が成り立ち、F(σ+iω)→f(ω)(σ→0+)も成立する。一般の f では、片側ラプラス変換に s=iω を代入しても負の時刻の寄与は含まれない。両側ラプラス変換 ∫−∞∞f(t)e−stdt を用いれば、その虚軸上での値が、収束する場合にフーリエ変換となる。
Reference