東京大学 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 2019年度 第2問(数学)
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
次の xy 平面上の二次曲線について,以下の問に答えよ。ただし x と y は実数とする。
2x2−23xy+4y2−20y+15=0.(1)
問1 ベクトル x=(xy),b=(b1b2),実対称行列 A=(pqqr) を用いて式 (1) を
xTAx+2bTx+c=0(2)
に変形する。このとき,実数 b1,b2,p,q,r,c の値をそれぞれ求めよ。ただし T は転置を表す。
問2 問1で求めた行列 A の固有値および固有ベクトルを求めよ。ただし,固有ベクトルは大きさ 1 の単位ベクトルとせよ。
問3 行列 P を用いて行列 A を対角行列 B=P−1AP に変換する。このとき,行列 P および B を求めよ。ただし P−1 は P の逆行列を表す。
問4 問3で求めた行列 P を用いて,Px′=x の変換により式 (2) を
x′TBx′+2bTPx′+c=0(3)
に変形できることを示せ。ただし x′=(x′y′) である。A は実対称行列なので,P は直交行列,すなわち PTP=PPT=E(E は単位行列)であることに注意せよ。
問5 問4の結果をもとに,x′,y′ を用いて式 (1) を表せ。
問6 式 (1) の二次曲線を xy 平面上に描け。
問7 x,y が式 (1) を満たすとき,f(x,y)=3x+y の最大値を求めよ。また,f(x,y) が最大となるときの x,y の値を求めよ。
题目描述
对 xy 平面上的二次曲线
2x2−23xy+4y2−20y+15=0
回答下列问题,其中 x,y 均为实数。
- 令 x=(x,y)T,b=(b1,b2)T,A=(pqqr),将曲线方程写为 xTAx+2bTx+c=0,求 b1,b2,p,q,r,c。
- 求 A 的特征值及对应的单位特征向量。
- 求矩阵 P 和对角矩阵 B,使得 B=P−1AP。
- 令 x′=(x′,y′)T。利用变换 Px′=x,证明曲线方程变为 x′TBx′+2bTPx′+c=0。注意 P 为正交矩阵,即 PTP=PPT=E,其中 E 为单位矩阵。
- 用 x′,y′ 写出曲线方程。
- 在 xy 平面上画出这条二次曲线。
- 在该曲线上求 f(x,y)=3x+y 的最大值,以及取得最大值时的 x,y。
Kai
xTAx+2bTx+c=px2+2qxy+ry2+2b1x+2b2y+c
の各係数を比較すると,
b1=0,b2=−10,p=2,q=−3,r=4,c=15.
すなわち
A=(2−3−34),b=(0−10).
特性方程式は
det(λE−A)=(λ−2)(λ−4)−3=(λ−1)(λ−5)=0.
対応する単位固有ベクトルを次のように選べる。
λ1=1,u1=(3/21/2);λ2=5,u2=(−1/23/2).
各固有ベクトルの符号を反転してもよい。
問2の固有ベクトルを列に並べると,
P=(3/21/2−1/23/2),B=(1005).
PTP=E,AP=PB より P−1AP=PTAP=B である。
x=Px′ を式 (2) に代入すると,
xTAx+2bTx+c=x′TPTAPx′+2bTPx′+c=x′TBx′+2bTPx′+c.
したがって式 (3) を得る。
2bTP=(−10,−103) であるから,
x′2+5y′2−10x′−103y′+15=0.
平方完成すると,
(x′−5)2+5(y′−3)2=25,
すなわち
25(x′−5)2+5(y′−3)2=1.
P は角 π/6 の回転行列であり,x=Px′ である。したがって xy 平面では,中心が
P(53)=(234)
で,長半径が 5,短半径が 5,長軸が x 軸となす角が π/6 の楕円となる。長軸の両端は
(−23,23),(293,213)
であり,短軸の両端は
(23−25,4+215),(23+25,4−215)
である。

座標変換より
f(x,y)=(31)P(x′y′)=2x′.
問6の楕円上では 0≤x′≤10 であり,x′=10 のとき y′=3 となる。したがって
maxf=20.
このとき
(xy)=P(103)=(93/213/2).
Reference