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東京大学 工学系研究科 機械工学専攻 2022年8月実施 機械工学第2部 問題 1

Author​

祭音Myyura (Based on SN's answer refined with GPT 6 Astra)

Description​

下記の I、II の両方について解答せよ。なお、I の解答に答案用紙1枚を、II の解答に答案用紙1枚を、それぞれ用いること。

I​

図1-1に示すように、長さ LL の一様断面片持ちはり AB の B 端に、長さ L/3L/3 の一様断面はり BC が直角に接続されている。はり BC の C 端には yy 軸下向き方向の集中荷重 WW が、片持ちはり AB の B 端の断面には xx 軸方向の荷重 PP が作用している。集中荷重 WW が印加される前のはり BC の中心軸は zz 軸に平行であり xx-zz 平面上にある。図1-2に示すように、片持ちはり AB は半径 RR の円形断面形状を有し、軸方向に半径 R/2R/2 の円孔があいている。片持ちはり AB の長さ LL は半径 RR に比べて十分に大きいとする。以下の設問に答えよ。

図1-1

図1-2

(1) 片持ちはり AB の断面の Iy,IzI_y,I_z および IPI_P を求めよ。ここで、Iy,IzI_y,I_z は、それぞれ yy 軸、zz 軸に関する断面二次モーメントであり、IPI_P は図心 O に関する断面二次極モーメントである。

(2) 図1-3は片持ちはり AB の固定端の点 a における応力状態を示したものである。点 a の垂直応力 σx\sigma_x とせん断応力 τxy\tau_{xy} を求めよ。

図1-3

(3) 片持ちはり AB の固定端の点 a における最大主応力および最大せん断応力を求めよ。

II​

平面トラス構造に関する以下の問いに答えよ。棒部材の断面は一様で断面積は SS である。棒部材の材料も同一でヤング率は EE である。自重の影響は無視することができ、座屈は発生しないものとする。

(1) 図1-4に示すように長さ Lcos⁡θ\dfrac{L}{\cos\theta} の棒①と棒②を鉛直方向軸に対して左右対称に角度 θ\theta をなして配置しトラス構造を作製した。点 O に鉛直下向きに荷重 PP を加える。そのときの点 O の変位を求める下記の記述の(a)~(e)に入る適切な式あるいは語句を答えよ。

図1-4

図1-5

棒①の軸応力を σ1\sigma_1、棒②の軸応力を σ2\sigma_2 とする。構造は鉛直軸に対して対称なので σ1=σ2\sigma_1=\sigma_2 である。点 O における鉛直方向の力のつりあいより、P=aP=\boxed{\text{a}} となり、σ1=σ2=b\sigma_1=\sigma_2=\boxed{\text{b}} と求められる。この応力により発生する棒①の軸方向の伸びを δ1\delta_1 とすると、δ1=c\delta_1=\boxed{\text{c}} となる。図1-5のように棒①および棒②の伸びにより点 O が点 O′ に移動したとする。AO′ に対して垂線 OH を立てると、長さ O′H は近似的に伸び δ1\delta_1 に等しいとみなしてよく、また OO′ と HO′ のなす角度は近似的に θ\theta とみなしてよいので、点 O の鉛直下向き変位は δ=d\delta=\boxed{\text{d}} となる。このトラス構造のように、静力学的力のつり合いのみで応力と変位が決定できる構造は(e)構造と呼ばれる。

(2) 図1-4のトラス構造の対称軸上に長さ LL の棒部材③を加えて図1-6に示すトラス構造を構成した。棒③の中央点 D に鉛直下向きに荷重 PP を加えた。点 O の変位と、棒①に生じる軸応力および棒③に生じる軸応力を求めよ。

図1-6

题目描述​

I、II 均须作答,每部分各用一张答题纸。

I​

如图1-1,在长为 LL 的等截面悬臂梁 AB 的 B 端,垂直接上长为 L/3L/3 的等截面梁 BC。C 端受到沿 yy 轴向下的集中载荷 WW,AB 的 B 端截面受到沿 xx 轴的载荷 PP。施加载荷 WW 前,BC 的中心轴平行于 zz 轴,位于 xx-zz 平面内。如图1-2,AB 外截面为半径 RR 的圆,沿轴线有半径 R/2R/2 的圆孔,且 LL 远大于 RR。回答以下问题。

图1-1

图1-2

(1) 求 AB 截面的 Iy,Iz,IPI_y,I_z,I_P,其中前两者分别是关于 y,zy,z 轴的截面二次矩,IPI_P 是关于截面形心 O 的极二次矩。

(2) 图1-3表示 AB 固定端 a 点的应力状态,求该点的正应力 σx\sigma_x 和剪应力 τxy\tau_{xy}。

图1-3

(3) 求 AB 固定端 a 点的最大主应力与最大剪应力。

II​

回答有关平面桁架的问题。各杆截面均匀、面积为 SS,材料相同、杨氏模量为 EE。可忽略自重,且不发生屈曲。

(1) 如图1-4,将长度为 L/cos⁡θL/\cos\theta 的杆①、②相对于竖直轴对称布置,各与竖直方向成 θ\theta 角。在 O 点施加竖直向下的载荷 PP。以下文字求解 O 点位移,在 a~e 中填入适当公式或词语。

图1-4

图1-5

设两杆的轴向应力为 σ1,σ2\sigma_1,\sigma_2。结构关于竖直轴对称,因此 σ1=σ2\sigma_1=\sigma_2。由 O 点竖直方向力平衡,有 P=aP=\boxed{\text{a}},从而 σ1=σ2=b\sigma_1=\sigma_2=\boxed{\text{b}}。设杆①由此产生的轴向伸长为 δ1\delta_1,则 δ1=c\delta_1=\boxed{\text{c}}。如图1-5,两杆伸长使 O 移至 O′。向 AO′ 作垂线 OH,可近似认为 O′H 等于伸长 δ1\delta_1,OO′ 与 HO′ 的夹角近似为 θ\theta,故 O 点竖直向下的位移为 δ=d\delta=\boxed{\text{d}}。像此桁架一样,仅由静力平衡便可确定应力与位移的结构称为(e)结构。

(2) 在图1-4的对称轴上增加长为 LL 的杆③,形成图1-6的桁架。在杆③的中点 D 施加竖直向下载荷 PP。求 O 点位移、杆①的轴向应力,以及杆③的轴向应力。

图1-6

Kai​

I​

(1) 円環断面の差をとれば

A=3πR24,Iy=Iz=π4(R4−R416)=15πR464,Ip=15πR432.\begin{gathered} A=\frac{3\pi R^2}{4},\\ I_y=I_z=\frac{\pi}{4}\left(R^4-\frac{R^4}{16}\right)=\boxed{\frac{15\pi R^4}{64}},\\ \boxed{I_p=\frac{15\pi R^4}{32}}. \end{gathered}

(2) 固定端の曲げモーメントの大きさは WLWL、ねじりモーメントは T=WL/3T=WL/3。a は曲げの中立軸上にあるので、曲げによる垂直応力はゼロである。L≫RL\gg R より横せん断力による応力を無視すると

σx=4P3πR2,τxy=TRIp=32WL45πR3.\boxed{\sigma_x=\frac{4P}{3\pi R^2}},\qquad \boxed{\tau_{xy}=\frac{TR}{I_p}=\frac{32WL}{45\pi R^3}}.

(3) s=σx, t=τxys=\sigma_x,\ t=\tau_{xy} とおくと、主応力は s/2±s2/4+t2s/2\pm\sqrt{s^2/4+t^2} と 00。したがって

σmax⁡=s2+s24+t2,τmax⁡=s24+t2.\begin{gathered} \boxed{\sigma_{\max}=\frac{s}{2}+\sqrt{\frac{s^2}{4}+t^2}},\\ \boxed{\tau_{\max}=\sqrt{\frac{s^2}{4}+t^2}}. \end{gathered}

II​

(1) 引張りを正とすると、O のつり合いより P=2Sσ1cos⁡θP=2S\sigma_1\cos\theta。適合条件は δ1=δcos⁡θ\delta_1=\delta\cos\theta である。

空欄解答
a2Sσ1cos⁡θ2S\sigma_1\cos\theta
bP/(2Scos⁡θ)P/(2S\cos\theta)
cPL/(2EScos⁡2θ)PL/(2ES\cos^2\theta)
dPL/(2EScos⁡3θ)PL/(2ES\cos^3\theta)
e静定

(2) c=cos⁡θc=\cos\theta とおく。棒③の上端・下端に働く上向き反力を RC,ROR_C,R_O とすれば

RC+RO=P,δ=ROL2ESc3=(RC−RO)L2ES.\begin{gathered} R_C+R_O=P,\\ \delta=\frac{R_OL}{2ESc^3}=\frac{(R_C-R_O)L}{2ES}. \end{gathered}

よって

RC=1+c31+2c3P,RO=c31+2c3P,R_C=\frac{1+c^3}{1+2c^3}P,\qquad R_O=\frac{c^3}{1+2c^3}P,
δ=PL2ES(1+2c3)(下向き),σ1=σ2=Pc22S(1+2c3).\begin{gathered} \boxed{\delta=\frac{PL}{2ES(1+2c^3)}}\\ \text{(下向き)},\\ \boxed{\sigma_1=\sigma_2=\frac{Pc^2}{2S(1+2c^3)}}. \end{gathered}

棒③では

σCD=P(1+c3)S(1+2c3),σDO=−Pc3S(1+2c3).\begin{gathered} \boxed{\sigma_{CD}=\frac{P(1+c^3)}{S(1+2c^3)}},\\ \boxed{\sigma_{DO}=-\frac{Pc^3}{S(1+2c^3)}}. \end{gathered}

Reference​