東京大学 工学系研究科 機械工学専攻 2022年度 機械工学第1部 問題1 II
Author
祭音Myyura (Based on SN's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
人体を放射率 εs=0.98 の灰色体とし、σ=5.7×10−8W/(m2K4) とする。
- 頭部を無限円筒で近似する。半径 R1 のコア温度は TC、外半径は R2。シェルの熱伝導率は λ、発熱はなく、外面は温度 T∞ の空気と熱伝達率 h で対流する。放射を無視し、定常一次元温度場の方程式と境界条件を示せ。
- シェル内の温度 T(r) と外面温度 TS を求めよ。
- λ=0.5W/(mK)、R1=7cm、R2=8cm、TC=37∘C、T∞=25∘C のとき、下図の TS–h 曲線 A〜E から適切なものを選べ。ln(8/7)≃0.13 としてよい。
- 室温付近を測る放射温度計が 8〜14μm の赤外線を検出する理由を約80字で述べよ。
- 対流を無視し、人体を面積 S、表面温度 TS の凸物体とする。大きな室内 T∞ への正味放射熱量率 Q を求め、S=2.0m2、TS=37∘C、T∞=27∘C で有効数字2桁の値を示せ。
- 体温と体表面温度の関係を約50字で述べよ。

题目描述
将头部近似为内核恒温、外壳导热的无限圆柱,表面对空气对流散热。求稳态方程、边界条件、壳内温度和表面温度,并依给定参数选择温度随对流系数变化的曲线。解释红外体温计选择 8〜14μm 波段的理由,计算面积 2.0m2、表温 37∘C 的人体向 27∘C 房间的净辐射功率,说明核心体温和表温的区别。
Kai
(1)
r1drd(rdrdT)=0,T(R1)=TC,−λT′(R2)=h[T(R2)−T∞].
(2)
T=Alnr+B に境界条件を適用し、L=ln(R2/R1) とおくと
TS=T∞+1+hR2L/λTC−T∞,
T(r)=TC−λ+hR2LhR2(TC−T∞)lnR1r.
(3)
TS=25+0.5+0.0104h6[∘C].
TS(0)=37、TS′<0、TS′′>0 で、h=20 では約 33.5∘C。したがって B。
(4)
室温付近の熱放射はウィーンの変位則より約 10μm に極大を持つ。また、8〜14μm は大気の吸収が比較的小さく、人体からの赤外線を検出しやすい。
(5)
室内への形態係数は1なので、温度を絶対温度で表して
Q=εsσS(TS4−T∞4).
Q=0.98(5.7×10−8)(2.0)(310.154−300.154)≃127.0W=1.3×102W.
(6)
体表面温度は対流・放射による放熱で深部体温より低く、室温や気流にも依存するため、体温の推定には補正が必要である。
Reference