東京大学 工学系研究科 機械工学専攻 2022年度 機械工学第2部 問題 1
Author
祭音Myyura (Based on SN's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
長さ 4l の単純支持はり AB の上に、長さ 2l の単純支持はり CE を置く。A からの座標を x とし、C、D、E はそれぞれ x=l,2l,3l に位置する。CE の中央 D に下向き集中荷重 P を加える。両はりの曲げ剛性は EI。
- CE のせん断力図と曲げモーメント図を描け。
- AB のせん断力図と曲げモーメント図を描け。
- D の鉛直変位を求めよ。
内半径 r、肉厚 t≪r、両端が閉じた薄肉円筒に内圧 P を加える。材料は降伏応力 σf の弾完全塑性体で、半径方向応力は無視する。
- 軸方向応力 σz、周方向応力 σθ を求めよ。
- 三つの主せん断応力とミーゼス応力を求めよ。
- 塑性崩壊内圧 Pf を求めよ。
- 外面に軸方向の長い表面き裂があり、その深さを a≪t とする。KI=Cσθπa、破壊靭性 KIC として、き裂が進展する内圧 Pa を求めよ。
- Pa=Pf となる深さ ac を求めよ。
- 塑性崩壊またはき裂進展で破壊する内圧と a の関係を描け。

题目描述
I:跨度 4l 的简支梁 AB 在距 A 为 l,3l 处托住跨度 2l 的简支梁 CE;CE 跨中 D 受向下力 P,两梁抗弯刚度均为 EI。画两梁剪力图、弯矩图并求 D 位移。
II:封闭薄壁圆筒内半径 r、厚度 t,材料屈服应力 σf,受内压 P。求轴向与环向应力、主剪应力、von Mises 应力及塑性崩溃压力。若有深度 a 的轴向表面裂纹,且 KI=Cσθπa,求裂纹扩展压力、与塑性崩溃交界的裂纹深度及破坏压力曲线。
Kai
正の曲げモーメントを下側引張りとし、Q=dM/dx とする。各支点反力はいずれも P/2 である。
(1) 上側のはり CE について
QCE={P/2−P/2l<x<2l,2l<x<3l,MCE={P(x−l)/2P(3l−x)/2l≤x≤2l,2l≤x≤3l.
(2) 下側のはり AB について
QAB=⎩⎨⎧P/20−P/20<x<l,l<x<3l,3l<x<4l,MAB=⎩⎨⎧Px/2Pl/2P(4l−x)/20≤x≤l,l≤x≤3l,3l≤x≤4l.

(3) 下向きを正とする。EIv′′=−MAB を積分し、v(0)=0, v′(2l)=0 と接続条件を用いると
vAB(l)=3EI2Pl3.
CE の支持点に対する中央たわみは P(2l)3/(48EI)。したがって
δD=3EI2Pl3+6EIPl3=6EI5Pl3(下向き).
重ね合わせによる確認: 下ばりの中央を仮の固定端とし、右半分を片持ちはりとして考える。中央に対する E、B の上向き変位は、それぞれ
uE=−3EI(P/2)l3+3EI(P/2)l3+2EI(Pl/2)l2=4EIPl3,
uB=−3EI(P/2)l3−2EI(P/2)l2l+3EI(P/2)(2l)3=12EI11Pl3.
実際には B の変位がゼロなので、E の沈下量は uB−uE=2Pl3/(3EI)。上ばりの相対たわみ Pl3/(6EI) を加えると同じ結果を得る。
(1) 軸方向・直径方向のつり合いより
σz=2tPr,σθ=tPr.
(2) 主応力は Pr/t,Pr/(2t),0。主せん断応力の大きさは
{2tPr,4tPr,4tPr},σMises=2t3Pr.
(3) σMises=σf より
Pf=3r2tσf.
(4) KI=KIC より
Pa=CrπatKIC.
(5) 両者を等置すると
ac=4πC2σf23KIC2.
(6) 先に達する破壊条件で決まるので
Pfail(a)=min(Pf,Pa)={PfPfac/a0≤a≤ac,a≥ac.
下図のうち、前提 a≪t を満たす範囲を用いる。ac がこの範囲外なら、その範囲内では塑性崩壊が先行する。

Reference