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東京大学 工学系研究科 機械工学専攻 2021年度 機械力学・制御 問題7

Author​

祭音Myyura (Based on zzy's answer refined with GPT 6 Astra)

Description​

図7-1に示すように水平面上で,一様な棒状の剛体 A が,軸受 B と二つのばね(S1:ばね定数 k1k_1,S2:ばね定数 k2k_2)によって支持されている。剛体 A の全長を LL,質量を mm,重心点周りの慣性モーメントを II とする。軸受 B は縦棒 D に固定されている。このとき,以下の設問に答えよ。

(1) 軸受 B が,剛体 A の重心に取り付けられており,ばね S1 とばね S2 が,重心から距離 aa だけ離れた位置に取り付けられているとき,剛体 A の回転振動を表す運動方程式を,変数を回転角 θ\theta として導出せよ。軸受 B には,回転速度に比例する回転抵抗による減衰力が作用し,その減衰係数を cc とする。

(2) 剛体 A を平衡位置から変位させて自由振動現象を観察しようとしたが,軸受の回転抵抗が大きいため,振動せずに元の位置に戻った。このような現象には2通りある。それぞれの違いを,剛体の回転角の過渡応答のグラフを描き説明せよ。

図7-1:重心で支持された剛体

図7-2に示すように,縦棒 D の位置を移動させ,軸受 B の位置が剛体 A の重心位置から距離 bb だけ離れている場合を考える。ここで,軸受 B の回転抵抗はゼロとし,2つのばね S1 と S2 のばね定数は同一で k1=k2=kk_1=k_2=k とする。このとき,以下の設問に答えよ。

(3) 剛体 A の回転振動を表す運動方程式を導出せよ。

(4) 剛体 A の回転振動の固有振動数は,軸受の取り付け位置が剛体の重心である条件(b=0b=0)のときの固有振動数から,どのように変化するか説明せよ。

(5) 剛体 A の回転振動の固有振動数を,軸受の取り付け位置が剛体の重心であるとき(b=0b=0)と同一にするため,ばね S2 の取り付け位置のみを変える場合と,S2 のばね定数の値のみを変える場合を考える。それぞれ,どのように設定すればよいか説明せよ。

図7-2:軸受位置を移動した剛体

题目描述​

如图7-1所示,在水平面内,均匀杆状刚体 A 由轴承 B 及两个弹簧支撑,其中 S1 的弹簧常数为 k1k_1,S2 的弹簧常数为 k2k_2。刚体 A 的全长为 LL、质量为 mm、绕重心的转动惯量为 II。轴承 B 固定于立杆 D。回答下列问题。

(1) 当轴承 B 安装在刚体 A 的重心,弹簧 S1、S2 均安装在距重心 aa 的位置时,以转角 θ\theta 为变量,导出刚体 A 旋转振动的运动方程。轴承 B 受到由与转速成正比的旋转阻力产生的阻尼作用,阻尼系数为 cc。

(2) 将刚体 A 从平衡位置移开,以观察其自由振动,但由于轴承的旋转阻力较大,刚体未发生振动便返回原位置。这种现象有两种情形。请画出刚体转角的瞬态响应曲线,并说明两者的区别。

图7-1:在重心处支撑的刚体

如图7-2所示,移动立杆 D,使轴承 B 距刚体 A 重心的距离为 bb。此时轴承 B 的旋转阻力为零,两个弹簧的常数相等,即 k1=k2=kk_1=k_2=k。回答下列问题。

(3) 导出刚体 A 旋转振动的运动方程。

(4) 与轴承安装在刚体重心(b=0b=0)时相比,刚体 A 旋转振动的固有频率如何变化?说明理由。

(5) 为使刚体 A 旋转振动的固有频率与轴承位于重心(b=0b=0)时相同,分别考虑仅改变弹簧 S2 的安装位置,以及仅改变 S2 的弹簧常数两种方法。说明各自应如何设置。

图7-2:移动轴承位置后的刚体

Kai​

(1)​

ばね変位はそれぞれ ±aθ\pm a\theta なので、軸回りのモーメントの釣合いより

Iθ¨+cθ˙+(k1+k2)a2θ=0.\boxed{I\ddot\theta+c\dot\theta+(k_1+k_2)a^2\theta=0}.

(2)​

ωn=(k1+k2)a2I,ζ=c2I(k1+k2)a2.\omega_n=\sqrt{\frac{(k_1+k_2)a^2}{I}},\qquad \zeta=\frac{c}{2\sqrt{I(k_1+k_2)a^2}}.

初期条件を θ(0)=θ0, θ˙(0)=0\theta(0)=\theta_0,\ \dot\theta(0)=0 とする。

臨界減衰 ζ=1\zeta=1 では

θ=θ0(1+ωnt)e−ωnt.\boxed{\theta=\theta_0(1+\omega_nt)e^{-\omega_nt}}.

過減衰 ζ>1\zeta>1 では、λ1,2=−ωn(ζ∓ζ2−1)\lambda_{1,2}=-\omega_n(\zeta\mp\sqrt{\zeta^2-1}) として

θ=θ0−λ2eλ1t+λ1eλ2tλ1−λ2.\boxed{\theta=\theta_0\frac{-\lambda_2e^{\lambda_1t}+\lambda_1e^{\lambda_2t}}{\lambda_1-\lambda_2}}.

両者とも振動しないが、同じ慣性・剛性で静かに放したとき、臨界減衰の方が速く平衡位置へ戻る。

臨界減衰と過減衰の自由応答

(3)​

軸回りの慣性モーメントは I+mb2I+mb^2、ばねの腕の長さは a+b,a−ba+b,a-b。よって

(I+mb2)θ¨+2k(a2+b2)θ=0.\boxed{(I+mb^2)\ddot\theta+2k(a^2+b^2)\theta=0}.

(4)​

固有角振動数と固有振動数は

ωn(b)=2k(a2+b2)I+mb2,fn(b)=ωn(b)2π.\boxed{\omega_n(b)=\sqrt{\frac{2k(a^2+b^2)}{I+mb^2}},\qquad f_n(b)=\frac{\omega_n(b)}{2\pi}}.

b=0b=0 との差は

ωn2(b)−ωn2(0)=2kb2(I−ma2)I(I+mb2).\omega_n^2(b)-\omega_n^2(0) =\frac{2kb^2(I-ma^2)}{I(I+mb^2)}.

したがって b>0b>0 では、a<I/ma<\sqrt{I/m} なら増加、a>I/ma>\sqrt{I/m} なら減少、a=I/ma=\sqrt{I/m} なら不変である。

(5)​

目標値は ωn2(0)=2ka2/I\omega_n^2(0)=2ka^2/I とする。

S2 の軸受からの距離を dd に変えると

k[(a+b)2+d2]I+mb2=2ka2I.\frac{k[(a+b)^2+d^2]}{I+mb^2}=\frac{2ka^2}{I}.

よって

d2=D:=2a2(1+mb2I)−(a+b)2.\boxed{d^2=D:=2a^2\left(1+\frac{mb^2}{I}\right)-(a+b)^2}.

D≥0D\ge0 かつ棒上に取付可能な場合、重心基準の位置を x2=b±Dx_2=b\pm\sqrt D のいずれかにする。

位置を変えずに S2 のばね定数を k2′k_2' とすると

k(a+b)2+k2′(a−b)2I+mb2=2ka2I\frac{k(a+b)^2+k_2'(a-b)^2}{I+mb^2}=\frac{2ka^2}{I}

より、a≠ba\ne b に対して

k2′=kD(a−b)2.\boxed{k_2'=k\frac{D}{(a-b)^2}}.

通常の正のばね定数で実現するには D>0D>0 が必要である。a=ba=b では S2 の腕が0なので、そのばね定数を変えても固有振動数は変わらない。

Reference​