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東京大学 工学系研究科 機械工学専攻 2020年度 機械工学第2部 問題2

Author​

祭音Myyura (Based on zzy's answer refined with GPT 6 Astra)

Description​

I​

水平面上の回転体 A(半径 rAr_A、慣性モーメント IAI_A)は初め角速度 ω0\omega_0 で回転し、回転体 B は静止している。B の半径は rBr_B、重り以外の慣性モーメントは IBI_B で、質量 mm の質点4個を軸から距離 rr の同心円上に置く。時刻0に一定の押付け力 FF で外周同士を接触させる。動摩擦係数は μ\mu、軸位置は固定、他の摩擦・外部駆動力・重りの大きさを無視する。

  1. 重りを含む B の慣性モーメントを求めよ。
  2. 時刻 tt における A、B の角速度を求めよ。
  3. 滑りがなくなる時刻 t1t_1 を求めよ。

次に、A、B を外歯車 A′、B′に替える。ピッチ円半径は rA′,rB′r_A',r_B'、重り以外の慣性モーメントは元と同じで、伝達効率100%、バックラッシュなしとする。一定角速度で回転中、A′ にトルク Tcos⁡ktT\cos kt(t≥0t\ge0)が加わる。4個の重りの半径を同じ r(t)r(t) に調整し、B′ の角速度 ωB′\omega_B' を一定に保つ。

  1. B′ に伝達されるトルク脈動を求めよ。
  2. r(0)=r0r(0)=r_0 として r(t)r(t) を求めよ。

摩擦接触する回転体と可変慣性の外歯車

II​

プラントと制御器の伝達関数を

P(s)=1(s+a)(s−b),a>b>0,C(s)=kp>0P(s)=\frac1{(s+a)(s-b)},\qquad a>b>0,\qquad C(s)=k_p>0

とする。最初の系は E=R−CXE=R-CX、X=PEX=PE で構成される。

  1. ∣P(jω)∣|P(j\omega)| を求め、低周波ゲインと折点を示すゲイン線図の折線近似を描け。
  2. 閉ループ安定条件を求めよ。さらに a=5,b=1a=5,b=1 のとき、極が −1,−3-1,-3 となる kpk_p を求めよ。
  3. (2) の kpk_p に対する単位ステップ応答 x(t)x(t) と定常偏差 e(∞)e(\infty) を求めよ。

次に、外側を E=R−XE=R-X、内側のプラント入力を U=(ki/s)E−CXU=(k_i/s)E-CX、出力を X=PUX=PU とする二重帰還系に変更する。

  1. X/RX/R を求めよ。
  2. 閉ループ系が安定となる kp,kik_p,k_i の条件を求めよ。
  3. 安定な場合、単位ステップ目標値に対して e(∞)=0e(\infty)=0 を示せ。

比例帰還および積分器を含む二重帰還系

题目描述​

I:旋转体A以角速度 ω0\omega_0 旋转,B静止。以恒定法向力使两圆周摩擦接触;B上有4个可忽略大小的质点。求B的转动惯量、两转子的角速度和停止相对滑动的时刻。再将两者换成理想外啮合齿轮,A′承受正弦脉动转矩,通过改变B′上4个质点的共同半径维持恒角速度,求传递转矩和半径变化规律。

II:给定含一个右半平面极点的二阶对象,先采用反馈通道中的比例控制器,求幅频特性、稳定条件、指定极点对应增益及阶跃输出和偏差。再在外环加入积分器、保留内环比例反馈,求闭环传递函数、稳定条件,并证明稳定时阶跃目标的稳态偏差为零。

Kai​

I​

両回転軸の正方向を同じ向きに取り、A の初期回転を正とする。この規約では B は負方向に回転する。

(1)​

平行軸の定理より

J=IB+4mr2.\boxed{J=I_B+4mr^2}.

(2)・(3)​

滑っている間、摩擦力の大きさは μF\mu F。各軸回りの運動方程式は

IAω˙A=−μFrA,Jω˙B=−μFrB.I_A\dot\omega_A=-\mu Fr_A,\qquad J\dot\omega_B=-\mu Fr_B.

したがって 0≤t≤t10\le t\le t_1 では

ωA(t)=ω0−μFrAIAt,ωB(t)=−μFrBJt.\boxed{\omega_A(t)=\omega_0-\frac{\mu Fr_A}{I_A}t,\qquad \omega_B(t)=-\frac{\mu Fr_B}{J}t}.

接触点の相対速度が0になる条件 rAωA+rBωB=0r_A\omega_A+r_B\omega_B=0 から

t1=rAω0μF(rA2/IA+rB2/J)=IAJrAω0μF(JrA2+IArB2).\boxed{t_1=\frac{r_A\omega_0}{\mu F(r_A^2/I_A+r_B^2/J)} =\frac{I_AJr_A\omega_0}{\mu F(Jr_A^2+I_Ar_B^2)}}.

t≥t1t\ge t_1 では外部トルクがなく、次の一定角速度で回転する。

ωA=IArB2ω0JrA2+IArB2,ωB=−IArArBω0JrA2+IArB2.\boxed{\omega_A=\frac{I_Ar_B^2\omega_0}{Jr_A^2+I_Ar_B^2},\qquad \omega_B=-\frac{I_Ar_Ar_B\omega_0}{Jr_A^2+I_Ar_B^2}}.

(4)​

歯車の拘束は rA′ωA′+rB′ωB′=0r_A'\omega_A'+r_B'\omega_B'=0。B′ の角速度一定なら A′ も一定なので、A′ の入力トルクと歯面力のトルクが釣り合う。よって

τB′(t)=−rB′rA′Tcos⁡kt.\boxed{\tau_B'(t)=-\frac{r_B'}{r_A'}T\cos kt}.

(5)​

B′ の角運動量は HB′=(IB+4mr2)ωB′H_B'=(I_B+4mr^2)\omega_B'。ωB′\omega_B' 一定より

8mωB′rr˙=τB′=−rB′rA′Tcos⁡kt.8m\omega_B'r\dot r=\tau_B' =-\frac{r_B'}{r_A'}T\cos kt.

初期条件を用いて積分すると

r(t)=r02−rB′T4mωB′rA′ksin⁡kt.\boxed{r(t)=\sqrt{r_0^2-\frac{r_B'T}{4m\omega_B'r_A'k}\sin kt}}.

半径が実数となり、重りを移動できる範囲で成立する。全周期にわたり実数とするには r02≥∣rB′T/(4mωB′rA′k)∣r_0^2\ge |r_B'T/(4m\omega_B'r_A'k)| を要する。

II​

(1)​

∣P(jω)∣=1(a2+ω2)(b2+ω2).\boxed{|P(j\omega)|=\frac1{\sqrt{(a^2+\omega^2)(b^2+\omega^2)}}}.

折点は ω=b,a\omega=b,a、低周波ゲインは −20log⁡10(ab) dB-20\log_{10}(ab)\,\mathrm{dB}。傾きは順に 0,−20,−40 dB/dec0,-20,-40\,\mathrm{dB/dec} となる。

ゲイン線図の折線近似

(2)​

XR=P1+kpP=1s2+(a−b)s+kp−ab.\frac XR=\frac P{1+k_pP} =\frac1{s^2+(a-b)s+k_p-ab}.

a−b>0a-b>0 なので安定条件は

kp>ab.\boxed{k_p>ab}.

a=5,b=1a=5,b=1 で特性多項式を (s+1)(s+3)=s2+4s+3(s+1)(s+3)=s^2+4s+3 と比較すると

kp=8.\boxed{k_p=8}.

(3)​

X(s)=1s(s+1)(s+3)=13s−12(s+1)+16(s+3).X(s)=\frac1{s(s+1)(s+3)} =\frac1{3s}-\frac1{2(s+1)}+\frac1{6(s+3)}.

したがって

x(t)=13−12e−t+16e−3t(t≥0).\boxed{x(t)=\frac13-\frac12e^{-t}+\frac16e^{-3t}\quad(t\ge0)}.

この系の偏差は e=r−kpxe=r-k_px なので

e(∞)=1−8⋅13=−53.\boxed{e(\infty)=1-8\cdot\frac13=-\frac53}.

(4)​

X=P[(ki/s)(R−X)−kpX]X=P[(k_i/s)(R-X)-k_pX] より

XR=kis3+(a−b)s2+(kp−ab)s+ki.\boxed{\frac XR=\frac{k_i}{s^3+(a-b)s^2+(k_p-ab)s+k_i}}.

(5)​

三次特性多項式のラウス表の第1列は

1,a−b,(a−b)(kp−ab)−kia−b,ki.1,\quad a-b,\quad \frac{(a-b)(k_p-ab)-k_i}{a-b},\quad k_i.

すべてが正となる条件は

kp>ab,0<ki<(a−b)(kp−ab).\boxed{k_p>ab,\qquad 0<k_i<(a-b)(k_p-ab)}.

(6)​

D(s)=s3+(a−b)s2+(kp−ab)s+kiD(s)=s^3+(a-b)s^2+(k_p-ab)s+k_i とすると

E(s)=(1−kiD(s))1s.E(s)=\left(1-\frac{k_i}{D(s)}\right)\frac1s.

安定条件の下で最終値定理を用いれば

e(∞)=lim⁡s→0(1−kiD(s))=0.\boxed{e(\infty)=\lim_{s\to0}\left(1-\frac{k_i}{D(s)}\right)=0}.

Reference​