東京大学 工学系研究科 機械工学専攻 2013年度 機械工学第1部 問題1 I
Author
祭音Myyura (Based on SN's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
気体が定常にノズルを流れる。入口1と出口2の圧力、密度、比内部エネルギー、流速をそれぞれ pi,ρi,ui,Vi とする。壁面は断熱、流れ方向の熱伝導と重力は無視する。
- 単位質量についてエネルギー収支を立て、運動エネルギー増加 ΔK を求めよ。
- 非圧縮性で内部エネルギー変化を無視する場合の ΔK′ を求めよ。
- 摩擦のない断熱流れを考え、流体粒子の比体積 v=1/ρ を用いて du+pdv=0 を示せ。圧力低下で運動エネルギーが増す理由を説明せよ。
- 理想気体の比熱比 κ が一定のとき、入口温度 T1 と圧力比 π=p2/p1 から出口温度 T2 を求めよ。
- 比熱 cv,cp を用いて、比内部エネルギーの減少と ΔK を求めよ。
- 流動仕事の差 p1/ρ1−p2/ρ2 が同じなら、圧縮性と非圧縮性のどちらで運動エネルギーの増加が大きいか。
题目描述
对稳态绝热喷嘴,列出能量方程并求动能增加。比较不可压缩与理想气体等熵流动,推导出口温度、内能降低量和动能增加量;当进出口流动功之差相同时,判断哪种流体获得的动能更多。
Kai
(1)・(2)
流動仕事を含む定常流エネルギー式より
u1+ρ1p1+2V12=u2+ρ2p2+2V22.
したがって
ΔK=2V22−V12=u1−u2+ρ1p1−ρ2p2.
非圧縮性では ρ1=ρ2=ρ、u1=u2 より
ΔK′=ρp1−p2.
(3)
流体粒子について、可逆断熱変化の第一法則から
du=−pdv.
h=u+pv より dh=du+pdv+vdp=vdp。したがって
ΔK=−∫p1p2vdp>0(p2<p1).
(4)・(5)
cvdT+pdv=0 と pdv+vdp=RdT から
cpTdT=Rpdp,T2=T1π(κ−1)/κ.
よって
u1−u2=cvT1(1−π(κ−1)/κ),
ΔK=h1−h2=cpT1(1−π(κ−1)/κ).
(6)
共通の流動仕事差を Wf とすると、非圧縮性では ΔK′=Wf、圧縮性では ΔK=Wf+(u1−u2)。膨張で T2<T1 となるため
ΔK−ΔK′=cv(T1−T2)>0.
圧縮性気体では内部エネルギーの減少分も運動エネルギーになる。
Reference