東京大学 工学系研究科 2024年8月実施 数学 第2問
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
正方行列 A に対し、eA=I+∑k=1∞Ak/k! と定義する。
I. 三次正方行列 A が正則行列 P によって A=PDP−1 と対角化され、D=diag(λ1,λ2,λ3)、λj∈C とする。次を示せ。
eA=Pdiag(eλ1,eλ2,eλ3)P−1.
II. 行列
A=−1−5348−3410−5
について、以下の問いに答えよ。
- A=PDP−1 を満たす正則行列 P と対角行列 D を求めよ。
- eA を計算せよ。
III. x を実数とし、
A=0x0−x00001,B=diag(1,−1,1),a=(1,1,e)T
とする。
- eA の固有値の和を e,x で表せ。
- C=BeA とする。非零実ベクトル y に対する yTCy/(yTy) の最大値と最小値を求めよ。
- f(z)=21zTCz−aTz とする。∂f/∂z1=∂f/∂z2=∂f/∂z3=0 を満たす実ベクトル z に対し、z12+z22+z32 を求めよ。
题目描述
对方阵 A,定义 eA=I+∑k=1∞Ak/k!。
I. 设三阶矩阵 A=PDP−1,其中 P 可逆且 D=diag(λ1,λ2,λ3)、λj∈C。证明
eA=Pdiag(eλ1,eλ2,eλ3)P−1.
II. 设
A=−1−5348−3410−5.
- 求 A=PDP−1 中的可逆矩阵 P 和对角矩阵 D。
- 计算 eA。
III. 对实数 x,设
A=0x0−x00001,B=diag(1,−1,1),a=(1,1,e)T.
- 用 e,x 表示 eA 的特征值之和。
- 令 C=BeA,求非零实向量 y 的商 yTCy/(yTy) 的最大值和最小值。
- 令 f(z)=21zTCz−aTz。对满足 ∂f/∂z1=∂f/∂z2=∂f/∂z3=0 的实向量 z,求 z12+z22+z32。
Kai
Ak=PDkP−1 と行列のべき級数の絶対収束性より、
eA=k=0∑∞k!PDkP−1=P(k=0∑∞k!Dk)P−1=Pdiag(eλ1,eλ2,eλ3)P−1.
det(λI−A)=(λ−3)(λ−1)(λ+2).
対応する固有ベクトルはそれぞれ (1,1,0)T,(2,0,1)T,(0,−1,1)T と取れる。したがって
P=1102010−11,D=diag(3,1,−2).
I より、
eA=−e3+2e−e3+e−2e−e−22e3−2e2e3−e−2−e+e−22e3−2e2e3−2e−2−e+2e−2.
III.1
eA=cosxsinx0−sinxcosx000e.
固有値は eix,e−ix,e なので、その和は
e+2cosx.
III.2
C=cosx−sinx0−sinx−cosx000e
は実対称行列である。左上の2次ブロックの平方は単位行列で、固有値は 1,−1 である。よって C の固有値は −1,1,e であり、Rayleigh 商の極値は
max=e,min=−1.
III.3
対称性から ∇f=Cz−a なので、停留点は Cz=a を満たす。左上の2次ブロックは自身を逆行列として持つため、
z=(cosx−sinx,−sinx−cosx,1)T.
したがって
∥z∥=(cosx−sinx)2+(sinx+cosx)2+1=3.