東京大学 工学系研究科 2023年8月実施 数学 第3問
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
z は複素数、zˉ はその複素共役、argz は偏角、i は虚数単位とする。
I. 不等式
zzˉ+2(z+zˉ)+3i(z−zˉ)+2≤0
を満たす領域を複素平面上に図示せよ。
II. 複素数値関数
f(z)=(z2+2i)z2z2−2
について、以下の問いに答えよ。
- すべての極と、その位数および留数を求めよ。
- C は円 ∣z+1∣=2 を反時計回りに一周する積分路とする。留数定理を用いて I1=∮Cf(z)dz を求めよ。
III.
- 複素数値関数 g(z) が 0≤argz≤π において lim∣z∣→∞g(z)=0 を満たすとする。CR を上半平面内の原点中心、半径 R の半円弧とする。正の実数 a に対して
R→∞lim∫CReiazg(z)dz=0
を示せ。
2. I2=∫0∞(sinx)/xdx を求めよ。
题目描述
以下 z 为复数,zˉ 为其共轭,argz 为辐角,i 为虚数单位。
I. 在复平面上画出满足
zzˉ+2(z+zˉ)+3i(z−zˉ)+2≤0
的区域。
II. 对
f(z)=(z2+2i)z2z2−2,
完成下列各问。
- 求全部极点的阶数及留数。
- 设 C 为圆 ∣z+1∣=2 的逆时针闭合曲线,利用留数定理求 I1=∮Cf(z)dz。
III.
- 设复值函数 g 在 0≤argz≤π 内满足 lim∣z∣→∞g(z)=0。若 CR 为以原点为中心、半径 R 的上半圆弧,证明对 a>0 有
R→∞lim∫CReiazg(z)dz=0.
- 求 I2=∫0∞(sinx)/xdx。
Kai
z=x+iy とおいて平方完成すると、
(x+2)2+(y−3)2≤9.
これは中心 −2+3i、半径 3 の閉円板である。

極は 0(2位)と ±(1−i)(1位)である。z2f(z) は偶関数なので、
Res(f,0)=[dzdz2+2iz2−2]z=0=0.
α=±(1−i) に対し、
Res(f,α)=2α3α2−2=2α1−i.
したがって
Res(f,1−i)=21,Res(f,−1+i)=−21.
円 ∣z+1∣=2 の内部には 0,−1+i があり、1−i は外部にある。よって
I1=2πi(0−21)=−πi.
III.1
MR=supz∈CR∣g(z)∣ とおくと、仮定より MR→0 である。z=Reiθ とおき、0≤θ≤π/2 で sinθ≥2θ/π を用いると、
∫CReiazg(z)dz≤RMR∫0πe−aRsinθdθ≤2RMR∫0π/2e−2aRθ/πdθ≤aπMR⟶0.
III.2
eiz/z に対し、上半平面に閉じた積分路を取り、原点を半径 ε の時計回りの小半円で避ける。内部に極はない。大半円上の積分は III.1 により零に収束し、小半円上では
∫π0ieiεeiθdθ⟶−iπ.
したがって実軸上の二つの積分の和は iπ に収束する。虚部を取り、sinx/x の偶性を用いると、
I2=2π.