東京大学 工学系研究科 2021年8月実施 数学3
Author
Miyake, 祭音Myyura
Description
公式原題
- f(z)=z/[(z−i)(z−1)] を、1 の周囲を反時計回りに一周し、i の周囲を時計回りに一周する図の閉路 C で積分する。

図は原図と同じ巻き数をもつ模式図である。
- I2=∫02πdθ/(10+8cosθ) について、(2.1) 単位円の反時計回り積分 ∮G(z)dz に直して G を求め、(2.2) 全特異点を求め、(2.3) 留数定理で I2 を計算する。
II.
N≥1 個の製品を順に観測する。各製品は互いに独立に確率 ϕ∈[0,1] で欠陥品となる。欠陥なら vi=1、そうでなければ vi=0 とし、v=(v1,…,vN) の1の個数を Nd(v) と書く。
- ϕ のもとで、この特定の列 v が生じる確率を求める。
- ϕ の事前分布を Betaa,b(a,b>1)とし、列の条件付き確率を Q(v∣ϕ)、周辺確率を Qa,b(v) とする。観測後の ϕ の密度を表す。
- 1.の尤度と a=2,b=50 を使い、Q2,50(v) を求める。
- その事後分布がベータ分布となることを示し、パラメータ a′,b′ を求める。
- 事後密度を最大にする ϕ を求める。
ここで Betaa,b(x)=xa−1(1−x)b−1/B(a,b)(0≤x≤1)、B(a,b)=∫01ta−1(1−t)b−1dt。ベイズの公式 π(ϕ∣v)=π(ϕ)Q(v∣ϕ)/Qa,b(v) を利用する。
题目描述
I. (1) 计算 f(z)=z/[(z−i)(z−1)] 沿闭路 C 的积分,其中 C 逆时针绕 1 一周、顺时针绕 i 一周。
(2) 对 I2=∫02πdθ/(10+8cosθ),将它化为单位圆的逆时针积分 ∮G(z)dz 并求 G;求全部奇点;用留数计算 I2。
II. 独立观察 N≥1 件产品,每件以概率 ϕ∈[0,1] 为次品。次品记 vi=1,否则记 0,Nd(v) 为指定序列中 1 的个数。
(1) 求这一指定序列的概率。
(2) 先验密度为 Betaa,b(ϕ)(a,b>1),用似然 Q(v∣ϕ) 与边缘概率 Qa,b(v) 表示后验密度。
(3) 使用(1)的似然及 a=2,b=50 求 Q2,50(v)。
(4) 证明此时后验仍为 Beta 分布,求参数 a′,b′。
(5) 求后验密度的最大值点。
这里 Betaa,b(x)=xa−1(1−x)b−1/B(a,b)、B(a,b)=∫01ta−1(1−t)b−1dt,可用 Bayes 公式。
Kai
二つの極はともに一位で、留数はそれぞれ
R1=1−i1=21+i,Ri=i−1i=21−i.
経路の 1 に対する巻き数は 1、i に対する巻き数は −1 なので、
I1=2πi(R1−Ri)=−2π.
2.1–2.3
z=eiθ とおくと dθ=dz/(iz)、2cosθ=z+z−1 だから、
I2=∮∣z∣=14z2+10z+4−idz,G(z)=2(z+2)(2z+1)−i.
特異点は −2,−1/2 で、いずれも一位の極である。単位円内は −1/2 のみで、その留数は −i/6 なので、
I2=2πi(−6i)=3π.
1–2
k=Nd(v) とおく。各観測は独立だから、この特定の列の確率は
Q(v∣ϕ)=ϕk(1−ϕ)N−k.
Bayes の公式より、
π(ϕ∣v)=Qa,b(v)Betaa,b(ϕ)Q(v∣ϕ),Qa,b(v)=∫01Betaa,b(ϕ)Q(v∣ϕ)dϕ.
3–4
a=2,b=50 と尤度を代入すると、
Q2,50(v)=B(2,50)B(k+2,N−k+50)=(N+51)!50⋅51(k+1)!(N−k+49)!.
従って事後密度は
B(k+2,N−k+50)ϕk+1(1−ϕ)N−k+49,
すなわち Beta(a′,b′),a′=k+2, b′=N−k+50 である。
事後密度の対数を微分すると、
ϕk+1−1−ϕN−k+49=0⟹ϕMAP=N+50k+1.
対数密度の二階導関数は常に負で、両端では密度が零になるため、これは唯一の最大点である。