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東京大学 工学系研究科 2019年8月実施 物理学4

Author

祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)

Description

長さ LL の棒が図のように A、B で支持され、両端に曲げモーメントは作用しない。棒に沿って xx 軸を、鉛直下向きに yy 軸をとる。

I. 単位長さあたりの荷重 q(x)q(x)yy 方向に作用する。変形は微小で、yy 方向の変位だけを考え、棒の質量は無視する。

  1. 微小部分 [x,x+dx][x,x+dx] に作用するせん断力と曲げモーメントを図の符号で F,MF,M とする。つり合いから (i) dF/dx=q(x)dF/dx=-q(x)、(ii) dM/dx=FdM/dx=F を示せ。
  2. 曲げによる変位とモーメントの関係を
Rd2ydx2=MR\frac{d^2y}{dx^2}=-M

とし、RR を定数とする。一様荷重 q(x)=kq(x)=kkk は定数)が作用するとき、最大変位を求めよ。両端で y=0y=0 とする。

II. 棒の自由曲げ振動を考える。一様な棒の密度を ρ\rho、断面積を SS とする。変形は微小で、yy 方向の運動だけを考え、重力を無視する。

  1. 微小部分の並進運動方程式と I の関係式から
R4yx4+ρS2yt2=0R\frac{\partial^4y}{\partial x^4}+\rho S\frac{\partial^2y}{\partial t^2}=0

を示せ。xx 方向の力および微小部分の回転慣性は無視する。 2. y(x,t)=X(x)eiωty(x,t)=X(x)e^{i\omega t} とおき、μ4=ρSω2/R\mu^4=\rho S\omega^2/R とする。一般解が

X(x)=C1sinμx+C2cosμx+C3sinhμx+C4coshμxX(x)=C_1\sin\mu x+C_2\cos\mu x+C_3\sinh\mu x+C_4\cosh\mu x

であることを示せ。C1,,C4C_1,\ldots,C_4 は定数、ii は虚数単位である。また、

eix=cosx+isinx,sinhx=exex2,coshx=ex+ex2e^{ix}=\cos x+i\sin x,\qquad \sinh x=\frac{e^x-e^{-x}}2,\qquad \cosh x=\frac{e^x+e^{-x}}2

である。 3. 両端で y=0y=0 とし、端部にモーメントは作用しない。(i) 許される μ\mu を求めよ。(ii) この結果をもとに棒の曲げ振動の様子を説明せよ。 単純支持梁、微小部分の力、および曲げ振動のモード

题目描述

长为 LL 的杆由 A、B 两端支承,端部不承受弯矩。取沿杆向右为 xx、竖直向下为 yy

I. 沿 yy 方向施加单位长度分布载荷 q(x)q(x)。变形微小,仅考虑横向位移,忽略杆的质量。

  1. 按图中正方向定义截面剪力 FF 和弯矩 MM。由微段 [x,x+dx][x,x+dx] 的静力平衡证明 (i) F=q(x)F'=-q(x),(ii) M=FM'=F
  2. 已知 Ry=MRy''=-MRR 为常数。均布载荷 q(x)=kq(x)=k 下,利用两端位移为零求最大挠度。

II. 考虑均匀杆的自由弯曲振动。密度为 ρ\rho,截面积为 SS,位移微小且仅沿 yy 方向,忽略重力。

  1. 从微段运动方程及 I 的关系证明 Ryxxxx+ρSytt=0Ry_{xxxx}+\rho S y_{tt}=0。忽略纵向力和微段的转动惯量。
  2. y=X(x)eiωty=X(x)e^{i\omega t}μ4=ρSω2/R\mu^4=\rho S\omega^2/R,证明 XX 的通解是 sinμx,cosμx,sinhμx,coshμx\sin\mu x,\cos\mu x,\sinh\mu x,\cosh\mu x 的线性组合,其中各系数为常数,ii 为虚数单位。已知
eix=cosx+isinx,sinhx=exex2,coshx=ex+ex2.e^{ix}=\cos x+i\sin x,\qquad \sinh x=\frac{e^x-e^{-x}}2,\qquad \cosh x=\frac{e^x+e^{-x}}2.
  1. 两端位移为零且不承受弯矩。(i) 求允许的 μ\mu;(ii) 据此描述弯曲振动的形态。

Kai

I.1

(i) yy 方向の力のつり合いから

F+(F+dF)+q(x)dx=0dFdx=q(x).-F+(F+dF)+q(x)\,dx=0 \quad\Longrightarrow\quad \boxed{\frac{dF}{dx}=-q(x)}.

(ii) 左断面まわりのモーメントのつり合いで dxdx の二次以上を除くと

(M+dM)MFdx=0dMdx=F.(M+dM)-M-F\,dx=0 \quad\Longrightarrow\quad \boxed{\frac{dM}{dx}=F}.

I.2

M=kM''=-kM(0)=M(L)=0M(0)=M(L)=0 より

M(x)=k2x(Lx).M(x)=\frac{k}{2}x(L-x).

Ry=MRy''=-M を積分し、y(0)=y(L)=0y(0)=y(L)=0 を用いると

y(x)=k24R(x42Lx3+L3x).y(x)=\frac{k}{24R}(x^4-2Lx^3+L^3x).

y(L/2)=0y'(L/2)=0 であり、k>0k>0 では内部で y<0y''<0 だから最大変位は

ymax=y(L/2)=5kL4384R.\boxed{y_{\max}=y(L/2)=\frac{5kL^4}{384R}}.

II.1

荷重がない場合、微小部分の運動方程式は

ρSdxytt=(F+dF)F.\rho S\,dx\,y_{tt}=(F+dF)-F.

F=Mx=RyxxxF=M_x=-Ry_{xxx} を代入して

Ryxxxx+ρSytt=0.\boxed{Ry_{xxxx}+\rho S y_{tt}=0}.

II.2

y=Xeiωty=Xe^{i\omega t} を代入すると X(4)μ4X=0X^{(4)}-\mu^4X=0。特性根は ±μ,±iμ\pm\mu,\pm i\mu なので

X=C1sinμx+C2cosμx+C3sinhμx+C4coshμx.\boxed{X=C_1\sin\mu x+C_2\cos\mu x+C_3\sinh\mu x+C_4\cosh\mu x}.

II.3

(i) 単純支持の境界条件は X(0)=X(L)=X(0)=X(L)=0X(0)=X(L)=X''(0)=X''(L)=0。原点での二条件より C2=C4=0C_2=C_4=0、残る二条件から

C1sinμL+C3sinhμL=0,C1sinμL+C3sinhμL=0.C_1\sin\mu L+C_3\sinh\mu L=0,\qquad -C_1\sin\mu L+C_3\sinh\mu L=0.

非自明な解では C3=0C_3=0sinμL=0\sin\mu L=0。したがって

μn=nπL,ωn=(nπL)2RρS,n=1,2,.\boxed{\mu_n=\frac{n\pi}{L},\qquad \omega_n=\left(\frac{n\pi}{L}\right)^2\sqrt{\frac{R}{\rho S}},\quad n=1,2,\ldots}.

(ii) 第 nn モードは

yn(x,t)=AnsinnπxLcos(ωnt+ϕn).y_n(x,t)=A_n\sin\frac{n\pi x}{L}\cos(\omega_nt+\phi_n).

両端と内部の x=jL/nx=jL/nj=1,,n1j=1,\ldots,n-1)が節となり、nn 個の腹を持つ。一般の自由振動はこれらの重ね合わせで、固有角振動数は ωn=n2ω1\omega_n=n^2\omega_1 である。