東京大学 工学系研究科 2018年8月実施 物理学 第3問
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
n mol の理想気体について、第一法則を d′Q+d′W=dU と書く。d′Q は気体が受け取る熱、d′W は気体に加えられる仕事である。圧力、体積、温度を P,V,T、気体定数を R、一定のモル定積比熱を CV=(1/n)(∂U/∂T)V とする。
- 可逆断熱過程について nCVdT+PdV=0 を示せ。
- 一定のモル定圧比熱を CP、γ=CP/CV とし、CP−CV=R を用いて TVγ−1=一定 を導け。
断面積 Z のシリンダーとピストンに囲まれた n mol の理想気体が、A→B 等温膨張、B→C 断熱膨張、C→D 等温圧縮、D→A 断熱圧縮のサイクルを行う。各状態の体積は V1,V2,V3,V4、等温枝の温度はそれぞれ T1>T2 である。
C→D だけで一定の大きさ f の摩擦力がピストンに働き、摩擦で発生する熱はすべて気体に入る。他の過程に摩擦はない。
- A→B で外界から吸収する熱量 Q1 を求めよ。
- C→D で外界から受け取る熱量 Q2 を求めよ。放熱の場合は負とする。
- サイクルの効率 η=(Q1+Q2)/Q1 を n,R,f,Z,T1,T2,V3,V4 で表せ。

III
可逆的に放電する電池を考える。体積変化は無視し、放電電気量が dq 増す間に起電力 E の電池がする仕事を Edq とする。第一法則は dU=TdS−Edq、ヘルムホルツ自由エネルギーは F=U−TS である。
- F の全微分から E=−(∂F/∂q)T、S=−(∂F/∂T)q を示せ。
- (∂U/∂q)T=−E+T(∂E/∂T)q を示せ。
- 起電力が E=0.49+0.0002TV の電池を、T=300K に保って 200mA で 10s 放電させる。この間に電池が吸収する熱量を求めよ。放電電気量は dq=It とし、この間の温度・起電力の変化を無視する。
题目描述
I. 对 n mol 理想气体,第一定律写为 d′Q+d′W=dU,热量和外界对气体做功均以输入为正。压强、体积、温度为 P,V,T,气体常数为 R,摩尔定容热容 CV=(1/n)(∂U/∂T)V 为常数。
- 证明可逆绝热过程中 nCVdT+PdV=0。
- 摩尔定压热容 CP 也恒定,令 γ=CP/CV,利用 CP−CV=R 推导 TVγ−1 为常量。
II. 横截面积为 Z 的气缸内有 n mol 理想气体。依次经历 A→B 等温膨胀、B→C 绝热膨胀、C→D 等温压缩、D→A 绝热压缩;各状态体积为 V1,V2,V3,V4,两条等温线温度为 T1>T2。只有 C→D 存在大小恒为 f 的活塞摩擦力,摩擦热全部进入气体,其余过程无摩擦。
- 求 A→B 从外界吸收的热量 Q1。
- 求 C→D 从外界吸收的热量 Q2,放热取负。
- 用 n,R,f,Z,T1,T2,V3,V4 表示循环效率 η=(Q1+Q2)/Q1。
III. 电池可逆放电,忽略体积变化。放出电量增加 dq 时,电动势为 E 的电池对外做功 Edq,第一定律为 dU=TdS−Edq,亥姆霍兹自由能 F=U−TS。
- 从 dF 证明 E=−(∂F/∂q)T、S=−(∂F/∂T)q。
- 证明 (∂U/∂q)T=−E+T(∂E/∂T)q。
- 电动势为 E=0.49+0.0002TV。在 300K 下以 200mA 放电 10s,求电池吸收的热量。放出电量为 dq=It,忽略这段时间内温度和电动势的变化。
Kai
可逆断熱では d′Q=0、d′W=−PdV、dU=nCVdT。よって
nCVdT+PdV=0.
P=nRT/V を代入して積分すると
TdT+CVRVdV=0,TVγ−1=一定.
II.1
等温では ΔU=0 だから
Q1=∫V1V2VnRT1dV=nRT1logV1V2.
II.2
C→D のピストン移動距離は (V3−V4)/Z で、摩擦による入熱は f(V3−V4)/Z。気体の第一法則は
0=Q2+Zf(V3−V4)−∫V3V4PdV.
したがって
Q2=nRT2logV3V4−Zf(V3−V4).
II.3
二つの断熱枝から V2/V1=V3/V4。外部への正味仕事は Q1+Q2 なので
η=1+Q1Q2=1−T1T2−ZnRT1log(V3/V4)f(V3−V4).
摩擦がない場合のカルノー効率から、摩擦損失に対応する項だけ低下する。
III
III.1
dU=TdS−Edq より
dF=−SdT−Edq,S=−(∂T∂F)q,E=−(∂q∂F)T.
III.2
混合偏微分の交換から (∂S/∂q)T=(∂E/∂T)q。したがって
(∂q∂U)T=−E+T(∂T∂E)q.
III.3
Δq=0.200×10=2.00C。可逆・等温放電の吸熱量は
Q=TΔS=T(∂T∂E)qΔq=300×0.0002×2.00=0.12J.