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東京大学 工学系研究科 2016年8月実施 物理学 第1問

Author

祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)

Description

長さ ll、質量 MM、太さを無視できる一様な剛体棒 AB を水平面上に鉛直に立てる。下端 A の初期位置を原点とし、右向きを xx 軸、上向きを yy 軸とする。上端 B に xx 軸の正方向のごく小さい速度を与えると、棒は傾き始める。重心を G、重力加速度を gg とする。水平面との摩擦および空気抵抗は無視する。I〜IV では A が水平面から離れないとしてよい。

滑らかな水平面上で倒れる棒

I

G を通り xyxy 平面に垂直な軸のまわりの慣性モーメントが I=Ml2/12I=Ml^2/12 であることを示せ。

II

棒 AB と yy 軸のなす角を θ\theta とする。θ\theta は初期値 00 から増加する。A に作用する垂直抗力を RR として、並進運動と G のまわりの回転運動の方程式を導け。

III

θ\theta の微分方程式を導け。含まれる定数は g,lg,l のみとせよ。

IV

B が水平面に触れる直前の棒の G のまわりの角速度と、B の速度を求めよ。

V

B が水平面に触れるまで、A が水平面から離れないことを示せ。

题目描述

长度为 ll、质量为 MM、粗细可忽略的均匀刚性杆 AB 竖立在水平面上。以下端 A 的初始位置为原点,向右为 xx 轴、向上为 yy 轴。给上端 B 一个沿 xx 正方向的无穷小初速度,使杆开始倾倒。杆的质心为 G,重力加速度为 gg。忽略水平面摩擦和空气阻力。I—IV 中可假设 A 始终接触水平面。

I. 证明杆绕过 G 且垂直于 xyxy 平面的轴的转动惯量为 I=Ml2/12I=Ml^2/12

II. 令杆与 yy 轴的夹角为 θ\theta,其值从 00 随时间增大。以 A 点的支持力为 RR,推导平动和绕 G 转动的运动方程。

III. 推导 θ\theta 的微分方程,其中只含常数 g,lg,l

IV. 求 B 刚要接触水平面时杆绕 G 的角速度和 B 点的速度。

V. 证明在 B 接触水平面之前,A 始终保持接触。

Kai

I

G を原点として棒に沿う座標を ss と取れば、

I=l/2l/2s2Mlds=112Ml2.I=\int_{-l/2}^{l/2}s^2\frac{M}{l}\,ds =\boxed{\frac1{12}Ml^2}.

II

G の座標を (xG,yG)(x_G,y_G) とする。θ\theta の増加方向の回転を正とすれば、

Mx¨G=0,My¨G=RMg,Iθ¨=l2Rsinθ.\boxed{M\ddot x_G=0,\qquad M\ddot y_G=R-Mg,\qquad I\ddot\theta=\frac l2R\sin\theta}.

また、接触条件から yG=(l/2)cosθy_G=(l/2)\cos\theta である。

III

接触条件を 2 回微分して、

y¨G=l2(sinθθ¨+cosθθ˙2).\ddot y_G=-\frac l2(\sin\theta\,\ddot\theta+\cos\theta\,\dot\theta^2).

II の式から RR を消去すると、

(1+3sin2θ)θ¨+3sinθcosθθ˙26glsinθ=0.\boxed{(1+3\sin^2\theta)\ddot\theta +3\sin\theta\cos\theta\,\dot\theta^2 -\frac{6g}{l}\sin\theta=0}.

IV

初期速度を零に近づける極限では x˙G=0\dot x_G=0。力学的エネルギー保存より、

12M(l2sinθθ˙)2+12Iθ˙2=Mgl2(1cosθ),\frac12M\left(\frac l2\sin\theta\,\dot\theta\right)^2 +\frac12I\dot\theta^2 =\frac{Mgl}{2}(1-\cos\theta),

すなわち

θ˙2=12g(1cosθ)l(1+3sin2θ).\dot\theta^2=\frac{12g(1-\cos\theta)}{l(1+3\sin^2\theta)}.

θπ/2\theta\to\pi/2 において、

ω=θ˙=3gl(時計回り).\boxed{\omega=\dot\theta=\sqrt{\frac{3g}{l}}}\quad\text{(時計回り)}.

xB=xG+(l/2)sinθx_B=x_G+(l/2)\sin\theta, yB=lcosθy_B=l\cos\theta だから、

vB=(0,3gl).\boxed{\boldsymbol v_B=(0,-\sqrt{3gl})}.

V

III、IV の結果を R=Mg+My¨GR=Mg+M\ddot y_G に代入する。c=cosθc=\cos\theta と置けば、

R=Mg3c26c+4(43c2)2=Mg3(c1)2+1(43c2)2>0(0θπ/2).\boxed{R=Mg\frac{3c^2-6c+4}{(4-3c^2)^2} =Mg\frac{3(c-1)^2+1}{(4-3c^2)^2}>0} \qquad(0\le\theta\le\pi/2).

垂直抗力は常に正であり、A は水平面から離れない。