東京大学 工学系研究科 2014年8月実施 数学 第5問
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
フーリエ変換を次式で定義する。
F(ω)=∫−∞∞f(t)eiωtdt.
I. 実関数 f に対して F(−ω)=F(ω) が成り立つことを示せ。
II. 畳み込み
(f∗g)(t)=∫−∞∞f(s)g(t−s)ds,
のフーリエ変換を F,G で表せ。計算過程も示せ。
III. 実関数 h(t) は t<0 において h(t)=0 を満たすものとし、
r(t)=2h(t)+h(−t),x(t)=2h(t)−h(−t),
と定義する。それぞれのフーリエ変換を R,X とする。
- R(ω) が実数であることを示せ。
- X(ω) が純虚数(0 を含む)であることを示せ。
- h(t)=e−t(t≥0)のとき R,X を求め、ReR と ImX の概形をそれぞれ図示せよ。
- r(t)=1/4(∣t∣≤2)、r(t)=0(∣t∣>2)のとき、同様に R,X を求め、それらの実部と虚部の概形を図示せよ。
题目描述
傅里叶变换定义为
F(ω)=∫−∞∞f(t)eiωtdt.
I. 证明实函数 f 满足 F(−ω)=F(ω)。
II. 对卷积
(f∗g)(t)=∫−∞∞f(s)g(t−s)ds,
用 F,G 表示其傅里叶变换,并写出计算过程。
III. 实函数 h(t) 满足 h(t)=0(t<0)。定义
r(t)=2h(t)+h(−t),x(t)=2h(t)−h(−t),
并记它们的傅里叶变换为 R,X。
- 证明 R(ω) 为实数。
- 证明 X(ω) 为纯虚数(含 0)。
- 当 h(t)=e−t(t≥0)时,求 R,X,分别画出 ReR 与 ImX 的概形。
- 当 r(t)=1/4(∣t∣≤2)、r(t)=0(∣t∣>2)时,完成同样的计算与作图。
Kai
f は実関数なので、
F(−ω)=∫f(t)e−iωtdt=∫f(t)eiωtdt=F(ω).
積分の順序を交換し、u=t−s とおくと、
F[f∗g](ω)=∫Rf(s)∫Rg(t−s)eiωtdtds=(∫Rf(s)eiωsds)(∫Rg(u)eiωudu)=F(ω)G(ω).
III.1–2
r は実偶関数、x は実奇関数なので、
R(ω)=2∫0∞r(t)cosωtdt∈R,
X(ω)=2i∫0∞x(t)sinωtdt∈iR.
III.3
H(ω)=∫0∞e−(1−iω)tdt=1−iω1.
したがって
R(ω)=1+ω21,X(ω)=1+ω2iω.
R は偶関数で ω=0 において最大値 1 を取る。ImX は奇関数で ω=±1 においてそれぞれ ±1/2 を取る。どちらも無限遠で 0 に収束する。
III.4
t>0 では h(t)=2r(t) なので、0<∣t∣≤2 では x(t)=41sgn(t)、それ以外では 0 となる。したがって
R(ω)=2ωsin2ω,X(ω)=i2ω1−cos2ω.
ω=0 では連続延長により R(0)=1,X(0)=0。R は偶関数で、零点は ω=kπ/2 (k=0)。ImX は奇関数で、ω>0 では非負、零点は ω=kπ である。どちらも無限遠で 0 に収束する。
