東京大学 工学系研究科 2013年8月実施 物理学4
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
xy 面内の A(−a,0)(a>0)に点光源を置く。光軸を x 軸とする薄い平凸レンズの平面側を x=0 に置く。凸面は曲率半径 R の球面で、開口半径を r、高さ y0 での厚さを T(y0)、最大厚さを T0 とする。光は B(b,0)(b>0)に結像する。周囲の空気の屈折率を 1、レンズの屈折率を n とする。C(0,y0)(∣y0∣<r)に入射した光は凸面上の点 D から射出する。
A から C、D を通って B に至る光線を考える。AC、CB の幾何学的長さを LAC,LCB とする。
- LAC,LCB,T(y0) を求めよ。
- ∣y0∣≪a,b,R として、これらを多項式で近似せよ。∣s∣≪1 における (1+s)m≃1+ms を用いてよい。
- 光線と x 軸のなす角も小さいとすると、CD、DB の長さはそれぞれ T(y0),LCB−T(y0) と近似できる。レンズ内の光路長は幾何学的長さの n 倍であることを用い、A から B までの光路長 L(y0) を求めよ。
- フェルマーの原理より、A と B が結像関係にあるとき L(y0) は y0 に依存しない。この原理から a,b の関係とレンズの焦点距離を求めよ。
実際の像は光の波動性のため有限の大きさを持つ。レンズの平面側にスリットを設け、xy 面近傍を通る光だけを通過させる。A から C、D を通って集光面上の B′(b,yb) に至る光路長を L′(y0,yb) とする。B′ の電場の複素振幅は光波の重ね合わせであり、光路長に応じて位相が kL′ だけ変わる。k=2π/λ は波数、λ は波長、i は虚数単位、A0 は複素定数であり、
E(yb)=A0∫−rrexp[ikL′(y0,yb)]dy0.(2)
- I と同様の近似で L′(y0,yb) を求め、y0 の一次式になることを示せ。
- x=b における強度分布 ∣E(yb)∣2 を求めよ。
- ∣E(yb)∣2 を図示し、光強度が極小となる yb を求めよ。

题目描述
在 xy 平面的 A(−a,0)(a>0)放置点光源。薄平凸透镜的光轴为 x 轴,平面侧位于 x=0,凸面为曲率半径 R 的球面,开口半径为 r。高度 y0 处厚度为 T(y0),最大厚度为 T0。光在 B(b,0)(b>0)成像。空气折射率为 1,透镜折射率为 n。从 C(0,y0)(∣y0∣<r)入射的光由凸面上的 D 射出。
考虑由 A 经 C、D 到 B 的光线,AC、CB 的几何长度分别为 LAC,LCB。
- 求 LAC,LCB,T(y0)。
- 在 ∣y0∣≪a,b,R 下,将三者近似为多项式;可用 ∣s∣≪1 时的 (1+s)m≃1+ms。
- 再假设光线与 x 轴夹角很小,则 CD、DB 长度分别近似为 T(y0)、LCB−T(y0)。透镜内光程为几何长度的 n 倍,求 A 到 B 的光程 L(y0)。
- 根据费马原理,A、B 成像时 L(y0) 不随 y0 改变。由此求 a,b 的关系和焦距。
光的波动性使实际像具有有限大小。在透镜平面侧放置狭缝,仅让 xy 平面附近的光通过。由 A 经 C、D 到聚焦平面 B′(b,yb) 的光程为 L′(y0,yb)。B′ 处电场复振幅由各条路径的光波叠加得到,其相位随光程改变 kL′。令 k=2π/λ 为波数,λ 为波长,i 为虚数单位,A0 为复常数,给定
E(yb)=A0∫−rrexp[ikL′(y0,yb)]dy0.
- 采用与 I 相同的近似,求 L′(y0,yb),证明其为 y0 的一次式。
- 求 x=b 处的强度分布 ∣E(yb)∣2。
- 绘出强度曲线,求所有光强极小的位置 yb。
Kai
1. 球面の中心は (T0−R,0) にあるから、
LAC=a2+y02,LCB=b2+y02,T(y0)=T0−R+R2−y02.
2. 二次まで残すと、
LAC≃a+2ay02,LCB≃b+2by02,T(y0)≃T0−2Ry02.
3. 空気中とレンズ内の光路長を足して、
L(y0)≃LAC+LCB+(n−1)T(y0)=a+b+(n−1)T0+2y02(a1+b1−Rn−1).
4. y02 の係数が零であることから、
a1+b1=Rn−1=f1,f=n−1R.
1. LCB′≃b+(yb−y0)2/(2b) と結像条件を用いると、
L′(y0,yb)≃a+b+(n−1)T0+2byb2−byby0.
したがって、y0 の一次式である。
2. C(yb)=a+b+(n−1)T0+yb2/(2b)、u=kryb/b とおくと、
E(yb)=A0eikC(yb)∫−rre−ikyby0/bdy0=2rA0eikC(yb)usinu.
よって、
∣E(yb)∣2=4r2∣A0∣2(usinu)2,u=λb2πryb.
ただし u=0 では連続極限をとり、∣E(0)∣2=4r2∣A0∣2 である。
3. 中央の主極大の両側に減衰する副極大が並び、極小値は零である。その位置は、
yb=2rmλb,m=±1,±2,….
