東京大学 工学系研究科 2013年8月実施 数学 第3問
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
I. 留数定理を用いて ∫0π1+cos2θcos4θdθ を求めよ。
II. 2πi1∮Cz2(1−z2)ezdz を求めよ。
閉路 C の −1,0,1 に対する巻き数は、それぞれ 1,2,−1 である。
III. (1) w=(z+1)/(z−1) による領域 ∣z∣<1 と Rez<0 の像をそれぞれ求めよ。
(2) 正の実数 α,β に対し、w=(z−α)/(αz−1) は円環 β<∣z∣<1 を
∣w−1/4∣>1/4, ∣w∣<1 に写す。α,β を求めよ。

题目描述
I. 用留数定理求 ∫0π1+cos2θcos4θdθ。
II. 求 2πi1∮Cz2(1−z2)ezdz。闭路 C 对 −1,0,1 的绕数分别为 1,2,−1,方向见图。
III. (1) 求 w=(z+1)/(z−1) 下区域 ∣z∣<1 和 Rez<0 的像。
(2) 正实数 α,β 使 w=(z−α)/(αz−1) 把圆环 β<∣z∣<1 映为
∣w−1/4∣>1/4, ∣w∣<1。求 α,β。
Kai
ϕ=2θ とおくと、元の積分は
∫02πcos2ϕ/(3+cosϕ)dϕ。
Jj=∫02πeijϕ/(3+cosϕ)dϕ(j=0,2)とおく。
z=eiϕ と変換すると、
Jj=i2∮∣z∣=1z2+6z+1zjdz.
円内の極は ρ=−3+22 のみで、もう一つの根は −3−22 だから、
Jj=πρj/2。j=2 の実部を取れば、
I=2π(17−122).
被積分関数の −1,0,1 における留数はそれぞれ e−1/2,1,−e/2。巻き数を掛けて加えると、
2πi1∮Cz2(1−z2)ezdz=2e−1+2+2e=2+cosh1.
III
逆変換も z=(w+1)/(w−1) であるから、
∣z∣<1⟺∣w+1∣<∣w−1∣⟺Rew<0.
また Rez=(∣w∣2−1)/∣w−1∣2 なので、
{∣z∣<1}↦{Rew<0},{Rez<0}↦{∣w∣<1}.
この変換は単位円を保ち、
∣w∣2−1=∣αz−1∣2(1−α2)(∣z∣2−1).
円内の円環を単位円内に写すためには 0<α<1 が必要である。
∣z∣=β のとき ∣w−1/4∣=1/4 となる条件は
∣(4−α)z+1−4α∣2=∣αz−1∣2.
Rez の係数と定数項を比較すると、
α2−4α+1=0、(2−α)β2+2α2−α=0。
従って、
α=β=2−3.
代入すると両辺の二乗の差は 8(2−α)(∣z∣2−β2) となり、円環内では確かに ∣w−1/4∣>1/4 である。