東京大学 工学系研究科 2012年8月実施 物理学 第1問
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
半径 a、質量 M の一様な球の運動を考える。球と床は変形しない剛体とする。水平右向きに x 軸、鉛直上向きに y 軸を取り、重力加速度の大きさを g とする。力積は球の重心 G を通る鉛直な xy 面内で働く。

球の重心を通る軸まわりの慣性モーメント IG を a,M で表し、導出過程も記せ。
摩擦のない水平な床 1 上で静止する球の、高さ h の点に +x 方向の力積 P を加える。球が滑らずに転がるための高さ h=h0 を求めよ。
III
同じ球に高さ h=3a/2 で +x 方向の力積 P を加える。球が動き出した後、t=0 に球と床の接触点が水平な床 2 に移り、t=t1 に重心が等速運動に移った。床 2 との動摩擦係数を μ として、t1 とそのときの重心速度 v1 を求めよ。
摩擦のない床 1 上の球に、高さ h=a/2 で +x 方向の力積 P を加える。この球は、ある高さ H≥Hm の段差を上ることができない。角運動量保存則を用いて Hm を求めよ。また、高さ H の段差を上るために必要な力積の最小値 Pm を求めよ。
球は段差上の角点 A で接触し、段差を上るまで A から離れず、滑らないものとする。床 1 との摩擦はない。
题目描述
半径 a、质量 M 的均匀球与地面都视为不变形的刚体。向右、向上分别取 x,y 轴,重力加速度大小为 g。冲量在通过球心 G 的竖直平面内作用。
I. 推导球绕重心轴的转动惯量 IG,用 a,M 表示。
II. 球静止在光滑水平地面 1 上,在高度 h 处施加 +x 方向冲量 P。求球无滑动滚动所需的高度 h0。
III. 改在高度 h=3a/2 处施加相同方向的冲量。球运动后,在 t=0 时接地点进入粗糙水平地面 2,并于 t=t1 开始匀速运动。地面 2 的动摩擦系数为 μ。求 t1 和此时球心速度 v1。
IV. 在光滑地面 1 上的球的高度 h=a/2 处施加冲量 P。存在高度上界 Hm,使 H≥Hm 的台阶无法登上。利用角动量守恒求 Hm;再求登上高度 H 台阶的最小冲量 Pm。球在台阶棱角 A 处接触,此后直至登上台阶既不离开 A,也不在 A 处滑动;球与地面 1 无摩擦。
Kai
密度を ρM=3M/(4πa3) とすると、
IG=∫0a32r24πr2ρMdr=52Ma2.
時計回りを角速度の正方向とする。撃力直後の速さ v0、角速度 ω0 は
Mv0=P,IGω0=P(h−a).
無滑り条件 v0=aω0 を用いて
h0=a+MaIG=57a.
III
床 2 に入る直前は
v0=MP,ω0=4Ma5P,v0−aω0=−4MP<0.
接地点は床に対して左向きに滑るので、摩擦は球に右向きに働く。滑っている間は
v(t)=MP+μgt,ω(t)=4Ma5P−2a5μgt.
v(t1)=aω(t1) を解くと
t1=14μMgP,v1=14M15P.
その後は摩擦を必要としない等速の純転がりとなる。
h=a/2 では v0=P/M、IGω0=−Pa/2 である。A まわりの衝突前の角運動量は
LA=Mv0(a−H)+IGω0=P(2a−H).
段差を上る向きの回転が必要なので LA>0、したがって
Hm=2a.
0<H<a/2 に対して IA=IG+Ma2=7Ma2/5 とすると、衝突後の運動エネルギーは LA2/(2IA) である。重心の上昇量は H なので、臨界条件から
2(7Ma2/5)Pm2(a/2−H)2=MgH,Pm=a/2−HMa14gH/5.
Pm はエネルギー上の臨界値であり、有限時間で段差を越えるには P>Pm が必要である。