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東京大学 工学系研究科 2011年8月実施 数学 第6問

Author

祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)

Description

I. 粒子は原点から出発し、各ステップで独立に、等確率 1/31/31,0,+1-1,0,+1 だけ数直線上を移動する。

  1. nn ステップ後の位置の平均と分散を求めよ。
  2. 正の整数 LL に対し、粒子は ±L\pm L に達すると運動を終了する。整数位置 L<k<L-L<k<L から終了までの期待ステップ数を e(k)e(k) とする。e(k1),e(k),e(k+1)e(k-1),e(k),e(k+1) の差分方程式を示せ。
  3. 解が kk の二次式であることと e(L)=e(L)=0e(-L)=e(L)=0 を用いて、e(k)e(k) を求めよ。

II. 完全グラフ KnK_n の辺に二通りのラベルを付け、それぞれ実線と点線で表す。

  1. 同じラベルの三辺を持つ K3K_3 を含まない K5K_5 のラベル付けを示せ。
  2. K6K_6 を用いて「六人集まれば、互いに知り合っている三人組か、互いに見知らぬ三人組が必ず存在する」ことを証明せよ。知人関係は双方向とする。
  3. 実線の K3K_3 と点線の K4K_4 のどちらも含まない K8K_8 のラベル付けを示せ。

题目描述

I. 粒子从数轴原点出发,每一步独立地以概率 1/31/3 分别移动 1,0,+1-1,0,+1

  1. nn 步后位置的均值与方差。
  2. 给定正整数 LL,粒子到达 ±L\pm L 即停止。令 e(k)e(k) 为从整数位置 L<k<L-L<k<L 出发到停止的期望步数,建立 e(k1),e(k),e(k+1)e(k-1),e(k),e(k+1) 的差分方程。
  3. 已知解为 kk 的二次式,利用 e(L)=e(L)=0e(-L)=e(L)=0e(k)e(k)

II. 完全图 KnK_n 的每条边涂为两种标签,分别画为实线和虚线。

  1. 给出 K5K_5 的一种标记,使其不含三条边同一标签的 K3K_3
  2. 利用 K6K_6 证明:任意六个人中,必有三人互相认识,或三人互不认识。认识为双向关系。
  3. 给出 K8K_8 的一种标记,使其既不含全为实线的 K3K_3,也不含全为虚线的 K4K_4

Kai

I

各増分 XjX_j の期待値は 00、分散は 2/32/3 である。独立性より、

Ej=1nXj=0,Varj=1nXj=2n3.\boxed{\mathbb E\sum_{j=1}^nX_j=0,\qquad \operatorname{Var}\sum_{j=1}^nX_j=\frac{2n}3}.

最初の一歩で場合分けすると、

e(k)=1+e(k1)+e(k)+e(k+1)3,e(k+1)2e(k)+e(k1)=3.e(k)=1+\frac{e(k-1)+e(k)+e(k+1)}3, \quad\Longrightarrow\quad \boxed{e(k+1)-2e(k)+e(k-1)=-3}.

e(k)=Ak2+Bk+Ce(k)=Ak^2+Bk+C とおくと 2A=32A=-3 であり、境界条件を用いて、

e(k)=32(L2k2).\boxed{e(k)=\frac32(L^2-k^2)}.

II

1

頂点を順に 0,1,2,3,40,1,2,3,4 とし、五角形の辺を実線、五本の対角線を点線とする。 各ラベルの辺はそれぞれ五角形を構成し、三角形を含まない。

2

頂点 vv を一つ取る。五本の隣接辺のうち少なくとも三本は同じラベルである。a,b,ca,b,c への三辺を実線としてよい。 a,b,ca,b,c 間に実線があれば vv と実線三角形を作る。なければ三辺すべてが点線である。 ラベルを交換しても同様であり、命題が示された。

3

頂点を法 88 で番号付けし、差が ±1\pm1 または 44 の辺を実線、残りを点線とする。すなわち八角形の辺と四本の対径線を実線とする。 各頂点の三つの実線隣接頂点間には実線がないので、実線三角形は存在しない。

点線の K4K_4 があれば、その四頂点は八角形上で互いに隣接してはならない。 可能なのは {0,2,4,6}\{0,2,4,6\}{1,3,5,7}\{1,3,5,7\} だけだが、どちらも実線の対径辺を含み、矛盾する。

K5とK8の辺のラベル付け