東京大学 工学系研究科 2011年8月実施 数学 第2問
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
実対称行列 A=0−1−1−10−1−1−1α(α≥0)を考える。
I. α=5/2 のとき、すべての固有値と対応する大きさ 1 の固有ベクトルを求めよ。
II. α>0 とし、固有値を λ1,λ2,λ3 とする。
(1) これらを α で表し、すべて異なることを示せ。
(2) limα→∞maxjλj/α を求めよ。
(3) limα↓0minjλj を求めよ。
III. α=0 のとき An の全成分を求めよ。n は正の整数とする。
题目描述
设 A=0−1−1−10−1−1−1α,α≥0。
I. 当 α=5/2 时,求全部特征值及对应的单位特征向量。
II. 当 α>0 时,将全部特征值记为 λ1,λ2,λ3。
(1) 用 α 表示它们并证明互不相同;(2) 求 limα→∞maxjλj/α;
(3) 求 limα↓0minjλj。
III. 当 α=0 时,求 An 的全部元素,n 为正整数。
Kai
I–II
u=(1,−1,0)T は固有値 1 に対応する。
不変部分空間 x=y でベクトルを (x,x,z)T とおくと、特性方程式は
(λ+1)(λ−α)−2=0 となる。従って、
λ1=1,λ±=2α−1±α2+2α+9.
α>0 では λ−<0<1<λ+ であり、三つの固有値は互いに異なる。
α=5/2 のとき、固有値と単位固有ベクトルはすべて次の通りである。
13−3/2±(1,−1,0)T/2±(1,1,−4)T/18±(2,2,1)T/3.
一般式から直ちに、
α→∞limαλ+=1,α↓0limλ−=−2.
III
このとき A=I−J である。J は全成分が 1 の行列で、P=J/3 は (1,1,1)T 方向への直交射影である。
従って、
An=(I−P)+(−2)nP=I+3(−2)n−1J.
すなわち対角成分は [2+(−2)n]/3、非対角成分は [(−2)n−1]/3 である。