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東京大学 工学系研究科 2011年8月実施 数学 第1問

Author​

祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)

Description​

I. 微分方程式 y′+(2x2+1)y+y2+x4+x2+2x=0y'+(2x^2+1)y+y^2+x^4+x^2+2x=0 の一般解を求めよ。y=−x2y=-x^2 が特解であることを用いてよい。

II. yy を二階まで連続微分可能とし、I(y)=∫x1x2F(x,y,y′) dxI(y)=\int_{x_1}^{x_2}F(x,y,y')\,dx とする。

  1. 任意の微分可能な関数 η\eta に対し Y=y+kηY=y+k\eta(∣k∣≪1|k|\ll1)とおく。δI=I(Y)−I(y)\delta I=I(Y)-I(y) を kk の一次まで展開せよ。
  2. 両端で y(x1)=y1,y(x2)=y2y(x_1)=y_1,y(x_2)=y_2 が固定されているとき、極値を与える必要条件を求めよ。
  3. 始点で y(x1)=y1y(x_1)=y_1 のみが与えられ、終点の値が自由な場合の必要条件を求めよ。
  4. F=y2+(y′)2,x1=0,x2=1,y(0)=1F=y^2+(y')^2,x_1=0,x_2=1,y(0)=1、終点自由の場合に極値を与える関数を求めよ。

题目描述​

I. 求 y′+(2x2+1)y+y2+x4+x2+2x=0y'+(2x^2+1)y+y^2+x^4+x^2+2x=0 的通解。可利用特解 y=−x2y=-x^2。

II. 设 yy 二阶连续可微,I(y)=∫x1x2F(x,y,y′) dxI(y)=\int_{x_1}^{x_2}F(x,y,y')\,dx。

  1. 对可微函数 η\eta,令 Y=y+kηY=y+k\eta,∣k∣≪1|k|\ll1。将 δI=I(Y)−I(y)\delta I=I(Y)-I(y) 展开到 kk 的一阶。
  2. 两端固定 y(x1)=y1,y(x2)=y2y(x_1)=y_1,y(x_2)=y_2 时,写出取得极值的必要条件。
  3. 只有左端固定 y(x1)=y1y(x_1)=y_1、右端函数值自由时,写出极值的必要条件。
  4. 若 F=y2+(y′)2,x1=0,x2=1,y(0)=1F=y^2+(y')^2,x_1=0,x_2=1,y(0)=1,右端自由,求使 II 取极值的函数。

Kai​

I​

y=−x2+uy=-x^2+u とおくと、原方程式は u′+u+u2=0u'+u+u^2=0 となる。 u≠0u\ne0 のとき v=1/uv=1/u とおけば v′−v=1v'-v=1 なので、

y=−x2+1Cex−1.\boxed{y=-x^2+\frac1{Ce^x-1}}.

代換で除かれた解 y=−x2\boxed{y=-x^2} も加える。式は分母が零でない区間で考える。C=0C=0 は y=−x2−1y=-x^2-1 を与える。

II​

1–2​

FF を後二変数について展開し、部分積分すると、

δI=k∫x1x2(Fyη+Fy′η′) dx+o(k)=k[Fy′η]x1x2+k∫x1x2(Fy−ddxFy′)η dx+o(k).\delta I=k\int_{x_1}^{x_2}(F_y\eta+F_{y'}\eta')\,dx+o(k) =k[F_{y'}\eta]_{x_1}^{x_2} +k\int_{x_1}^{x_2}\left(F_y-\frac d{dx}F_{y'}\right)\eta\,dx+o(k).

両端固定では η(x1)=η(x2)=0\eta(x_1)=\eta(x_2)=0 である。変分の基本補題より、必要条件は

Fy−ddxFy′=0,y(x1)=y1,y(x2)=y2.\boxed{F_y-\frac d{dx}F_{y'}=0,\quad y(x_1)=y_1,\quad y(x_2)=y_2}.

3​

η(x1)=0\eta(x_1)=0、η(x2)\eta(x_2) は任意なので、Euler–Lagrange 方程式に加えて自然境界条件

Fy′(x2,y(x2),y′(x2))=0.\boxed{F_{y'}(x_2,y(x_2),y'(x_2))=0}.

4​

方程式と境界条件は y′′=y,y(0)=1,y′(1)=0y''=y,y(0)=1,y'(1)=0 であり、これを解くと、

y(x)=cosh⁡(1−x)cosh⁡1.\boxed{y(x)=\frac{\cosh(1-x)}{\cosh1}}.

零でない変分 η(0)=0\eta(0)=0 に対する二次増分は ∫01(η2+(η′)2)dx>0\int_0^1(\eta^2+(\eta')^2)dx>0 なので、これは唯一の最小化関数である。