跳到主要内容

東京大学 情報理工学研究科 2016年8月実施 数学 第2問

Author

etsurin

Description

実数値関数 で定義されている。ここで、 は互いに独立である。 偏微分方程式

の解を次の条件

のもとで求める。ただし、定数関数 は明らかに解であるから、それ以外の解を考える。 以下の問いに答えよ。

(1) 次の式を計算せよ。ここで、 はともに正の整数とする。

(2) のみの関数 および のみの関数 を用いて、 とおけるとする。 任意の定数 を用いて、 および が満たす常微分方程式をそれぞれ表せ。 関数 と関数 が任意の について を満たす場合は、 が定数関数となることを用いてもよい。

(3) 設問 (2) の常微分方程式を解け。 次に、境界条件を満たす偏微分方程式 (*) の解の一つが次の式で表される で与えられることを示し、 を正の整数 を用いて表せ。

(4) 境界条件と初期条件を満たす偏微分方程式 (*) の解は の線形結合として次の式で表される。 を求めよ。設問 (1) の結果を用いてもよい。

Kai

(1)

(2)

假设 有形式

因此有 ( 为常数), 满足的微分方程式为

(3)

时, ; 时, ( 为常数), 代入边界条件 , 则 .

因此为使 有非零解, .

时, . , 则 , , 则 . .

因此,一个满足边界条件的解有如下形式

其中 .

(4)

由初始条件

两边同时乘 积分,由 (1)