東京大学 情報理工学研究科 2016年8月実施 数学 第2問
Author
etsurin
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実数値関数 u(x,t) が 0≤x≤1,t≥0 で定義されている。ここで、x と t は互いに独立である。
偏微分方程式
∂t∂u=∂x2∂2u(*)
の解を次の条件
境界条件:u(0,t)=u(1,t)=0初期条件:u(x,0)=x−x2
のもとで求める。ただし、定数関数 u(x,t)=0 は明らかに解であるから、それ以外の解を考える。
以下の問いに答えよ。
(1) 次の式を計算せよ。ここで、n,m はともに正の整数とする。
∫01sin(nπx)sin(mπx)dx
(2) x のみの関数 ξ(x) および t のみの関数 τ(t) を用いて、u(x,t)=ξ(x)τ(t) とおけるとする。
任意の定数 C を用いて、ξ および τ が満たす常微分方程式をそれぞれ表せ。
関数 f(x) と関数 g(t) が任意の x と t について f(x)=g(t) を満たす場合は、f(x) と g(t) が定数関数となることを用いてもよい。
(3) 設問 (2) の常微分方程式を解け。
次に、境界条件を満たす偏微分方程式 (*) の解の一つが次の式で表される un(x,t) で与えられることを示し、α,β を正の整数 n を用いて表せ。
un(x,t)=eαtsin(βx)
(4) 境界条件と初期条件を満たす偏微分方程式 (*) の解は un(x,t) の線形結合として次の式で表される。
cn を求めよ。設問 (1) の結果を用いてもよい。
u(x,t)=n=1∑∞cnun(x,t)
Kai
(1)
m=n 时
∫01sin(nπx)sin(mπx)dx=∫0121(cos((m−n)πx)−cos((m+n)πx))dx=0
m=n 时
∫01sin2(nπx)dx=∫0121−21cos(2πnx)dx=21
(2)
假设 u(x,t) 有形式 u(x,t)=ξ(x)τ(t)
∂t∂u=ξ(x)τ′(t)∂x2∂2u=ξ′′(x)τ(t)ξ(x)τ′(t)=ξ′′(x)τ(t)
因此有 ξ(x)ξ′′(x)=τ(t)τ′(t)=−C (C 为常数), 满足的微分方程式为
ξ′′(x)+Cξ(x)=0τ′(t)+Cτ(t)=0
(3)
C<0 时, ξ(x)=c1e−Cx+c2e−−Cx;
C=0 时, ξ(x)=c1x+c2 (c1,c2 为常数), 代入边界条件 ξ(0)=ξ(1)=0, 则 c1=c2=0.
因此为使 ξ(x) 有非零解, C>0.
C>0 时, ξ(x)=c1sin(Cx)+c2cos(Cx).
ξ(0)=0, 则 c2=0, ξ(1)=0, 则 C=nπ.
τ(t)=e−Ct=e−n2π2t.
因此,一个满足边界条件的解有如下形式
un(x,t)=eαtsin(βx)
其中 α=−n2π2,β=nπ.
(4)
由初始条件
u(x,0)=n=1∑∞cnsin(nπx)=x−x2
两边同时乘 sin(kπx) 积分,由 (1)
21ck=∫01(x−x2)sin(kπx)dx
而
∫xsin(kπx)dx=−kπ1∫xd(cos(kπx))=−kπ1(xcos(kπx)−kπsin(kπx))
∫x2sin(kπx)dx=−kπ1∫x2d(cos(kπx))=−kπ1x2cos(kπx)+kπ2∫xcos(kπx)dx=−kπ1x2cos(kπx)+k2π22∫xd(sin(kπx))=−kπ1x2cos(kπx)+k2π22xsin(kπx)+k3π32cos(kπx)
ck=2∫01(x−x2)sin(kπx)dx=2(−k3π32(−1)k+k3π32)
c2n=0c2n−1=(2n−1)3π38
u(x,t)=n=1∑∞(2n−1)3π38e−(2n−1)2π2tsin((2n−1)πx)