東京大学 学際情報学府 学際情報学専攻 生物統計情報学コース 2018年8月実施 専門科目 第2問
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
既知のパラメータ λ>0 と未知のパラメータ μ≥0 によって定まる確率分布 Pλ,μ に従う確率変数 X を考える。確率分布 Pλ,μ の確率密度関数は次のように与えられている:
f(x)=2λexp(−λ∣x−μ∣)(x∈R).
このとき,以下の問いに答えよ。
(2-1) 確率変数 X の期待値と分散を求めよ。
(2-2) 確率分布 Pλ,μ の累積分布関数 F(x)(x∈R)を求めよ。
(2-3) 確率分布 Pλ,μ の上側 100α% 点を求めよ。ただし,0<α≤0.1 とする。
(2-4) 未知パラメータ μ について,次の仮説検定を考える:
H0:μ=0vs.H1:μ>0.
検定統計量を X,有意水準を α(0<α≤0.1)として,第2種の過誤確率が最も小さくなるような棄却域を構成せよ。
(2-5) (2-4) の検定における検出力関数 βλ(μ)(μ≥0)を求めよ。
题目描述
考虑服从概率分布 Pλ,μ 的随机变量 X,该分布由已知参数 λ>0 和未知参数 μ≥0 确定。其概率密度函数为
f(x)=2λexp(−λ∣x−μ∣)(x∈R).
回答下列问题。
(2-1) 求随机变量 X 的期望和方差。
(2-2) 求概率分布 Pλ,μ 的累积分布函数 F(x)(x∈R)。
(2-3) 求概率分布 Pλ,μ 的上侧 100α% 分位点,其中 0<α≤0.1。
(2-4) 对未知参数 μ 考虑假设检验
H0:μ=0vs.H1:μ>0.
以 X 为检验统计量,以 α(0<α≤0.1)为显著性水平,构造使第二类错误概率最小的拒绝域。
(2-5) 求 (2-4) 中检验的功效函数 βλ(μ)(μ≥0)。
Kai
(2-1)
期待値, 分散をそれぞれ E,V で表すと、
E(X)E(X2)∫0∞y2e−λydyE(X2)V(X)=∫−∞∞xf(x)dx=2λ∫−∞∞xe−λ∣x−μ∣dx=2λ∫−∞∞(y+μ)e−λ∣y∣dy (y=x−μ)=μ=∫−∞∞x2f(x)dx=2λ∫−∞∞x2e−λ∣x−μ∣dx=2λ∫−∞∞(y2+2μy+μ2)e−λ∣y∣dy (y=x−μ)=λ∫0∞y2e−λydy+μ2=λ31∫0∞u2e−udu(u=λy)=λ32=λ⋅λ32+μ2=λ22+μ2=E(X2)−E(X)2=λ22+μ2−μ2=λ22
(2-2)
(i) x≤μ のとき、
F(x)=2λ∫−∞xeλ(z−μ)dz=21[eλ(z−μ)]−∞x=21eλ(x−μ)
(ii) x≥μ のとき、
F(x)=21+2λ∫μxe−λ(z−μ)dz=21−21[e−λ(z−μ)]μx=1−21e−λ(x−μ)
(2-3)
求める x の値を x0(>μ) とすると、
F(x0)=1−21e−λ(x0−μ)=1−α
よって、
e−λ(x0−μ)−λ(x0−μ)∴ x0=2α=log2α=μ−λlog2α
(2-4)
x>−λlog2α
任意の μ>0 について尤度比は
f0(x)fμ(x)=⎩⎨⎧e−λμ,eλ(2x−μ),eλμ,x≤0,0<x<μ,x≥μ.
これは x の非減少関数である。上記棄却域は H0 の下で確率 α を持ち、尤度比の大きい側から選ぶ領域なので Neyman–Pearson の補題により各 μ>0 に対して最強力である(尤度比一定の部分では同順位の一部を選べる)。したがって一様最強力である。
(2-5)
次のようにおく:
x1=−λlog2α
このとき、
eλx1=2α1, e−λx1=2α
である。
(i) μ≥x1 のとき、
βλ(μ)=21+2λ∫x1μeλ(x−μ)dx=21+21[eλ(x−μ)]x1μ=21+21(1−eλ(x1−μ))=1−21eλ(x1−μ)=1−4αe−λμ
(ii) 0≤μ≤x1 のとき、
βλ(μ)=2λ∫x1∞e−λ(x−μ)dx=−21[e−λ(x−μ)]x1∞=21e−λ(x1−μ)=αeλμ
特に βλ(0)=α であり、二つの式は μ=x1 でともに 1/2 となる。
Reference