東北大学 理学研究科 物理学専攻 2025年度 問題1(基礎数学)
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
[1]
A=21(3113)
とする。
- 固有値 λ1<λ2 と、それぞれに属する大きさ 1 の固有ベクトル v1,v2 を求めよ。ただし第 1 成分を正の実数とせよ。
- A=Udiag(λ1,λ2)U−1 を満たすユニタリ行列 U を一つ示せ。
- exp(iπA) を具体的に求めよ。
[2]
z=eiθ とおき、次の積分を複素積分に書き換えて求めよ。
I=∫02π13+5cosθcosθdθ.
[3]
V(x,y,z)=−x2+y2+z21
とする。
-
∇V を求めよ。
-
z 軸を中心とする半径 a の無限円筒の側面 S について、外向き単位法線を n として
I=∫S∇V⋅ndS
を直接計算せよ。
[4]
周期 2π の関数
f(x)=2a0+m=1∑∞amcos(mx)
を考える。
- m,n≥1 に対して ∫−ππcos(mx)cos(nx)dx を求めよ。
- I=π1∫−ππf(x)2dx を a0,am で表せ。
- f(x)=x2(−π≤x<π)として、∑m=1∞m−4 を求めよ。
Kai
[1]
det(A−λI)=(λ−1)(λ−2),
したがって
λ1=1,v1=21(1−1),λ2=2,v2=21(11).
U=(v1,v2)=21(1−111).
eiπA=U(eiπ00e2iπ)U−1=(0110).
[2]
∣z∣=1 を反時計回りの積分路 C とすると、
I=−i∮Cz(5z+1)(z+5)z2+1dz.
C 内の極は 0,−1/5 で、留数の和は
−5i+6013i=60i.
よって
I=2πi60i=−30π.
[3]
r=x2+y2+z2 とおけば
∇V=r3(x,y,z).
S を (acosφ,asinφ,z) で表すと、
n=(cosφ,sinφ,0),dS=adφdz.
したがって
I=∫−∞∞∫02π(a2+z2)3/2a2dφdz=4π.
[4]
直交性より
∫−ππcos(mx)cos(nx)dx={π,0,m=n,m=n.
I=2a02+m=1∑∞am2.
f(x)=x2 の余弦係数は
a0=32π2,am=m24(−1)m.
Parseval の等式より
π1∫−ππx4dx=21(32π2)2+16m=1∑∞m41.
ゆえに
m=1∑∞m41=90π4.
Reference