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東北大学 理学研究科 物理学専攻 2018年8月実施 問題3(電磁気学)

Author

Miyake

Description

Kai

[1]

1)

微小区間にある電荷は で、APの長さは であるから、

求める電場の大きさは

である。

2)

z軸に垂直な成分は打ち消し合うことを考慮して、 求める電場の大きさは

である。

また、電場の向きは、 のときは +z方向、 のときは -z方向である。

3)

z方向の単位ベクトルを として、

である。

4)

5)

z方向の単位ベクトルを として、

である。

[2]

1)

式(1)より

であるから、

であり、 に依存しない定数である。

2)

式(5)のz成分の両辺に を代入すると、

であるから、

を得る。

3)

より、

であるから、 の一般解は、次のようになる:

ここで、 は積分定数である。

4)

(i) より、 であり、

を得る。

より、 であり、

を得る。

よって、

を得る。 ここで、 とした。

(ii) より、

を得る。

より、

を得る。

5)

問2), 3)より、

である。

これに、問4)で得た を代入すると、

となる。

となるのは のときなので、

を得る。

6)