東北大学 大学院理学研究科 数学専攻 2025年8月実施 共通問題 問題3
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は4題ある.全問に解答すること.
f を R の区間 I=[0,∞) で定義された実数値関数とし,I 上の実数値関数の列 {fn}n=1∞ と実数列 {an}n=1∞ は,次の三つの条件 (A), (B), (C) を満たすとする.
(A) {fn}n=1∞ は I 上で f に一様収束する.
(B) 任意の正の整数 n に対して fn は I 上で連続である.
(C) 任意の正の整数 n に対して極限 x→∞limfn(x) が存在して an に等しい.
以下の問いに答えよ.
(1) 数列 {an}n=1∞ は収束することを示せ.
(2) 数列 {an}n=1∞ の極限を α とする.x→∞limf(x)=α が成り立つことを示せ.
(3) f は I 上で一様連続であることを示せ.
(4) α を設問 (2) で定めた定数とするとき,
n→∞limn1∫0nfn(x)dx=α
が成り立つことを示せ.
题目描述
本卷共有4题,全部作答。
设 f 为实数区间 I=[0,∞) 上的实值函数,I 上的实值函数列 {fn}n=1∞ 和实数列 {an}n=1∞ 满足以下三个条件。
(A) fn 在 I 上一致收敛于 f。
(B) 对每个正整数 n,fn 在 I 上连续。
(C) 对每个正整数 n,极限 x→∞limfn(x) 存在且等于 an。
回答下列问题。
(1) 证明数列 {an}n=1∞ 收敛。
(2) 记该数列的极限为 α。证明 x→∞limf(x)=α。
(3) 证明 f 在 I 上一致连续。
(4) 对第 (2) 问定义的常数 α,证明
n→∞limn1∫0nfn(x)dx=α.
Kai
(1)
一様収束より,任意の ε>0 に対し,ある N が存在して,m,n≥N ならばすべての x∈I について
∣fm(x)−fn(x)∣<2ε
となる.m,n を固定して x→∞ とすれば,∣am−an∣≤ε/2<ε.したがって {an} はコーシー列であり,R の完備性により収束する.
(2)
ε>0 に対して,N を十分大きくとり
x∈Isup∣f(x)−fN(x)∣<3ε,∣aN−α∣<3ε
とする.(C) より,ある R>0 が存在して,x≥R ならば ∣fN(x)−aN∣<ε/3.よって
∣f(x)−α∣≤∣f(x)−fN(x)∣+∣fN(x)−aN∣+∣aN−α∣<ε.
これで x→∞limf(x)=α が示された.
(3)
連続関数列の一様極限なので f は連続である.ε>0 に対し,x≥R ならば ∣f(x)−α∣<ε/2 となる R>0 をとる.コンパクト区間 [0,R+1] 上での一様連続性より,ある 0<δ≤1 が存在して,x,y∈[0,R+1] かつ ∣x−y∣<δ ならば ∣f(x)−f(y)∣<ε.
一方,∣x−y∣<δ で,少なくとも一方が R+1 より大きければ,両方とも R より大きい.このときも
∣f(x)−f(y)∣≤∣f(x)−α∣+∣f(y)−α∣<ε.
したがって f は I 上で一様連続である.
(4)
ε>0 に対して,x≥R ならば ∣f(x)−α∣<ε となる R を固定する.n>R のとき
n1∫0nfn(x)dx−α≤x∈Isup∣fn(x)−f(x)∣+n1∫0n∣f(x)−α∣dx≤x∈Isup∣fn(x)−f(x)∣+n1∫0R∣f(x)−α∣dx+ε.
最初の項は (A) により 0 に収束し,二番目の項も分子が有限の定数なので 0 に収束する.上極限は ε 以下であり,ε は任意だから求める極限は α である.
Reference