東北大学 理学研究科 数学専攻 2025年8月実施 共通問題 [2]
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は 4 題ある。全問に解答すること。
以下の問いに答えよ。
(1) OR を R のユークリッド位相の開集合系とする。X=R×{1,−1} とする。X の位相 OX を
OX={(U×{1})∪(U′×{−1})∣U,U′∈OR}
と定める。X 上の同値関係 ∼ を、p,q∈R、s,t∈{1,−1} に対し
(p,s)∼(q,t)⟺(p,s)=(q,t) または p=q∈R∖{0}
と定める。Y=X/∼ とおき、標準的射影を π:X→Y とおく。π の定める Y 上の商位相を OY とおく。位相空間 (Y,OY) はハウスドルフ空間であるかどうか、理由とともに答えよ。
(2) Z をハウスドルフな位相空間とし、W を位相空間とする。f:Z→W は全射であり、かつ任意の w∈W に対し f−1({w}) が有限集合であるとする。このとき、以下の (i)、(ii) の命題はそれぞれ真であるか。真であるならばそのことを証明せよ。偽であるならば反例をあげ、実際に反例になっていることを証明せよ。
(i) f が連続な開写像であるならば、W はハウスドルフ空間である。
(ii) f が閉写像であるならば、W はハウスドルフ空間である。
ここで、写像 f:Z→W について、f が開写像であるとは Z の任意の開集合 U に対し f(U) が W の開集合であることをいい、f が閉写像であるとは Z の任意の閉集合 F に対し f(F) が W の閉集合であることをいう。
题目描述
试卷共 4 道题,全部作答。
回答下列问题。
(1) 设 OR 为 R 的欧几里得拓扑的开集族,X=R×{1,−1}。定义 X 的拓扑
OX={(U×{1})∪(U′×{−1})∣U,U′∈OR}.
对于 p,q∈R、s,t∈{1,−1},定义 X 上的等价关系
(p,s)∼(q,t)⟺(p,s)=(q,t) 或 p=q∈R∖{0}.
令 Y=X/∼,π:X→Y 为自然投影,OY 为 π 确定的商拓扑。判断 (Y,OY) 是否为豪斯多夫空间,并说明理由。
(2) 设 Z 为豪斯多夫拓扑空间,W 为拓扑空间。设 f:Z→W 为满射,且对每个 w∈W,f−1({w}) 都是有限集。分别判断下列命题 (i)、(ii) 是否正确。若正确则证明;若错误则给出反例,并证明其确为反例。
(i) 若 f 是连续开映射,则 W 是豪斯多夫空间。
(ii) 若 f 是闭映射,则 W 是豪斯多夫空间。
这里,f:Z→W 为开映射是指 Z 的任意开集 U 的像 f(U) 都是 W 的开集;f 为闭映射是指 Z 的任意闭集 F 的像 f(F) 都是 W 的闭集。
Kai
(1)
ハウスドルフ空間ではない。o+=π(0,1) と o−=π(0,−1) は異なる点である。これらの任意の開近傍をそれぞれ V+,V− とする。商位相の定義から π−1(V±) は X の開集合である。よって、ある ε+,ε−>0 が存在して
(−ε+,ε+)×{1}⊂π−1(V+),(−ε−,ε−)×{−1}⊂π−1(V−).
0<∣p∣<min(ε+,ε−) と取ると、π(p,1)=π(p,−1) が V+∩V− に属する。したがって o+,o− を交わらない開近傍で分離できない。
(2)(i)
偽である。(1) の Z=X、W=Y、f=π を取る。X は二本の実数直線の直和であるからハウスドルフであり、π は連続な全射である。各ファイバーは、座標 p=0 なら二点、p=0 なら一点からなる。
また、U⊂R が開集合なら
π−1(π(U×{1}))=(U×{1})∪((U∖{0})×{−1})
は X で開いている。{−1} 側も同様であり、X の任意の開集合はこのような集合の和である。したがって π は開写像である。しかし (1) より Y はハウスドルフではないので、反例となる。
(2)(ii)
真である。w1=w2 とし、Fi=f−1({wi}) とおく。F1,F2 は互いに交わらない非空有限集合である。ハウスドルフ性により各 x∈F1,y∈F2 を互いに交わらない開集合 Uxy,Vxy で分離できる。有限回の共通部分と和を取って
U=x∈F1⋃y∈F2⋂Uxy,V=y∈F2⋃x∈F1⋂Vxy
とすれば、U,V は F1,F2 をそれぞれ含む互いに交わらない開集合となる。
f は閉写像なので
G1=W∖f(Z∖U),G2=W∖f(Z∖V)
は開集合であり、wi∈Gi である。もし w∈G1∩G2 なら、f−1({w})⊂U∩V=∅ となり、全射性に反する。よって G1∩G2=∅ であり、W はハウスドルフである。
Reference