東北大学 理学研究科 数学専攻 2024年8月実施 選択問題 [5]
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は8題ある。3題を選択して解答すること。
m は閉区間 I=[0,1] 上のルベーグ測度とし、I のルベーグ可測部分集合の列 {An}n=1∞ は、
n→∞limm(An)=0
を満たすとする。また、I の部分集合 A が与えられたとき、
χA(x)={10(x∈A),(x∈I∖A)
とおく。以下の問いに答えよ。
(1) 次の2つの条件 (i), (ii) を満たす I のルベーグ可測部分集合の列 {Bn}n=1∞ の例をあげよ。
(i) limn→∞m(Bn)=0。
(ii) 「I の上で m に関してほとんど至るところ limn→∞χBn(x)=0」は成り立たない。
(2) ルベーグ可測関数 f:I→R は ∫I∣f(x)∣m(dx)<∞ を満たすとする。このとき、
n→∞lim∫An∣f(x)∣m(dx)=0
が成り立つことを示せ。
(3) I 上の実数値ルベーグ可測関数 g と I 上の実数値ルベーグ可測関数の列 {gk}k=1∞ は次の (a), (b) を満たすとする。
(a) ∫I∣g(x)∣m(dx)<∞ かつ任意の k∈Z>0 に対して ∫I∣gk(x)∣m(dx)<∞。
(b) limk→∞∫I∣gk(x)−g(x)∣m(dx)=0。
このとき、
n→∞limk∈Z>0sup∫An∣gk(x)∣m(dx)=0
が成り立つことを示せ。
题目描述
试卷共8题,选择其中3题作答。
设 m 为闭区间 I=[0,1] 上的勒贝格测度,可测子集列 {An}n=1∞ 满足 m(An)→0。对 A⊂I,定义示性函数
χA(x)={10(x∈A),(x∈I∖A).
回答下列问题。Z>0 表示正整数集合。
(1) 举出可测子集列 {Bn}n=1∞,同时满足:
(i) m(Bn)→0;
(ii) “χBn(x)→0 在 I 上关于 m 几乎处处成立”这一命题不成立。
(2) 设可测函数 f:I→R 满足 ∫I∣f(x)∣m(dx)<∞。证明
n→∞lim∫An∣f(x)∣m(dx)=0.
(3) 设 I 上的实值可测函数 g 及实值可测函数列 {gk}k=1∞ 满足:
(a) ∫I∣g(x)∣m(dx)<∞,且每个正整数 k 都满足 ∫I∣gk(x)∣m(dx)<∞;
(b) limk→∞∫I∣gk(x)−g(x)∣m(dx)=0。
证明
n→∞limk∈Z>0sup∫An∣gk(x)∣m(dx)=0.
Kai
(1)
n=2j+l(j≥0, 0≤l<2j)と一意に表し、
Bn=I∩[2jl,2jl+1)
とおく。m(Bn)=2−j→0 である。一方、各 x∈[0,1) は各段階 j でちょうど一つの区間に属するので、χBn(x)=1 となる n が無限個ある。従って χBn(x) は 0 に収束しない。端点 1 の有無は零集合の違いにすぎず、(ii) も満たす。
(2)
f∈L1(I) なので ∣f∣ はほとんど至る所有限であり、優収束定理から
M→∞lim∫{∣f∣>M}∣f∣dm=0.
任意の ε>0 に対し、この積分が ε/2 未満となる M>0 を固定する。すると
∫An∣f∣dm≤Mm(An)+∫{∣f∣>M}∣f∣dm<ε
が十分大きい n について成立する。
(3)
ε>0 をとる。gk→g が L1 収束するので、ある K≥2 に対し k≥K ならば ∥gk−g∥1<ε/2 である。このとき
k≥Ksup∫An∣gk∣dm≤2ε+∫An∣g∣dm.
(2) を g,g1,…,gK−1 に適用すると、十分大きい n では
∫An∣g∣dm<2ε,1≤k<Kmax∫An∣gk∣dm<ε.
従って supk≥1∫An∣gk∣dm<ε となり、所望の極限が得られる。
Reference