東北大学 理学研究科 数学専攻 2024年8月実施 選択問題 [4]
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は 8 題ある。3 題を選択して解答すること。
6 次元ユークリッド空間 R6 の標準内積を ⟨⋅,⋅⟩ とする。以下の問いに答えよ。
(1) R6 の部分空間 X を
X={v∈R6∣⟨v,v⟩=1}
と定める。X は R6 の C∞ 部分多様体であるかどうか、理由とともに答えよ。
(2) 直積空間 R6×R6 の部分空間 Y を
Y={(v1,v2)∈R6×R6∣⟨v1,v1⟩=1, ⟨v2,v2⟩=1, ⟨v1,v2⟩=0}
と定める。Y は R6×R6 の C∞ 部分多様体であるかどうか、理由とともに答えよ。
题目描述
本卷共 8 道题,请选择其中 3 道作答。
用 ⟨⋅,⋅⟩ 表示六维欧氏空间 R6 的标准内积。回答下列问题。
(1) 定义 R6 的子空间
X={v∈R6∣⟨v,v⟩=1}.
判断 X 是否为 R6 的 C∞ 子流形,并说明理由。
(2) 定义直积空间 R6×R6 的子空间
Y={(v1,v2)∈R6×R6∣⟨v1,v1⟩=1, ⟨v2,v2⟩=1, ⟨v1,v2⟩=0}.
判断 Y 是否为 R6×R6 的 C∞ 子流形,并说明理由。
Kai
(1)
X は 5 次元の C∞ 部分多様体である。
F:R6→R を F(v)=⟨v,v⟩ とおくと、X=F−1(1) である。v∈X に対して
dFv(h)=2⟨v,h⟩,dFv(v)=2
だから dFv は全射である。したがって 1 は F の正則値であり、正則値定理より結論を得る。
(2)
Y は 9 次元の C∞ 部分多様体である。
滑らかな写像 G:R6×R6→R3 を
G(v1,v2)=(⟨v1,v1⟩,⟨v2,v2⟩,⟨v1,v2⟩)
とおく。Y=G−1(1,1,0) であり、ヤコビ行列の三つの行は
(2v1T,0),(0,2v2T),(v2T,v1T)
である。これらの係数を a,b,c∈R とする線形結合が零ならば
2av1+cv2=0,2bv2+cv1=0.
第 1 式と v1,v2 との内積から、それぞれ 2a=0,c=0 を得る。第 2 式から b=0 も従う。よって三つの行は一次独立であり、dG の階数は 3 である。
したがって (1,1,0) は正則値である。Y は例えば標準基底の組 (e1,e2) を含むので空でなく、正則値定理よりその次元は 12−3=9 となる。
Reference