東北大学 理学研究科 数学専攻 2024年8月実施 共通問題 [1]
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は 4 題ある。全問に解答すること。
n は正の整数とし、Mn(R) で n 次実正方行列全体のなす実ベクトル空間を表す。A∈Mn(R) に対し、
Z(A)={X∈Mn(R)∣AX=XA}
とおく。以下の問いに答えよ。
(1) 任意の A∈Mn(R) に対し、Z(A) は Mn(R) の部分ベクトル空間であることを示せ。
(2) n=2、A=(2003) のとき、Z(A) の次元を求めよ。
(3) A∈Mn(R) が相異なる n 個の実固有値を持つとき、Z(A) の次元を求めよ。
题目描述
试卷共 4 道题,全部作答。
设 n 为正整数,Mn(R) 表示全体 n 阶实方阵构成的实向量空间。对 A∈Mn(R),令
Z(A)={X∈Mn(R)∣AX=XA}.
回答下列问题。
(1) 证明对任意 A∈Mn(R),Z(A) 都是 Mn(R) 的向量子空间。
(2) 当 n=2、A=(2003) 时,求 Z(A) 的维数。
(3) 当 A∈Mn(R) 有 n 个互不相同的实特征值时,求 Z(A) 的维数。
Kai
(1)
O∈Z(A) である。また X,Y∈Z(A)、s,t∈R に対して
A(sX+tY)=sAX+tAY=sXA+tYA=(sX+tY)A.
よって Z(A) は Mn(R) の部分空間である。
(2)
X=(xzyw) とおくと
AX−XA=(0z−y0).
したがって Z(A) は全ての実対角行列からなり、
Z(A)=R(1000)⊕R(0001),dimZ(A)=2.
(3)
相異なる実固有値を λ1,…,λn とする。ある P∈GLn(R) により
P−1AP=D=diag(λ1,…,λn)
と対角化できる。写像 X↦P−1XP は Z(A) から Z(D) への線形同型である。Y=(yij) に対し
DY=YD⟺(λi−λj)yij=0(1≤i,j≤n).
固有値が相異なるので、これは Y が対角行列であることと同値である。ゆえに
dimZ(A)=dimZ(D)=n.
Reference