東北大学 理学研究科 数学専攻 2023年8月実施 選択問題 [6]
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は8題ある。3題を選択して解答すること。
関数空間 X=C([0,1])={u:[0,1]→R∣u は [0,1] 上の連続関数} のノルムを ∥u∥X=maxx∈[0,1]∣u(x)∣(u∈X)と定めることで与えられる実バナッハ空間 (X,∥⋅∥X) を考える。さらに K:[0,1]×[0,1]→R を連続関数とする。X 上の有界線形作用素 T:X→X を
(Tu)(x)=∫0xK(x,y)u(y)dy(u∈X, x∈[0,1])
によって定める。以下の問いに答えよ。
(1) 任意の正の整数 n に対して、次の不等式が成り立つことを示せ。
∣(Tnu)(x)∣≤Mnn!xn∥u∥X(u∈X, x∈[0,1])
ただし M=max{∣K(x,y)∣∣(x,y)∈[0,1]×[0,1]} とする。
(2) X 上の有界線形作用素全体からなる線形空間 B(X) のノルムを
∥F∥=sup{∥Fu∥X∣u∈X, ∥u∥X≤1}(F∈B(X))
と定めることで与えられる実バナッハ空間 (B(X),∥⋅∥) を考える。このとき、級数
S=n=0∑∞Tn=N→∞limn=0∑NTn
が B(X) 上で収束することを示せ。ただし T0=I は X 上の恒等作用素を表すものとする。
(3) S を (2) で与えた X 上の有界線形作用素とする。このとき、任意の f∈X に対して、u=Sf=∑n=0∞Tnf は、条件
を満たすただ一つの X の元であることを示せ。
题目描述
试卷共8题,选择其中3题作答。
在连续实函数空间
X=C([0,1])={u:[0,1]→R∣u 连续}
上定义范数 ∥u∥X=maxx∈[0,1]∣u(x)∣,得到实巴拿赫空间 (X,∥⋅∥X)。设 K:[0,1]2→R 连续,定义有界线性算子 T:X→X:
(Tu)(x)=∫0xK(x,y)u(y)dy(u∈X, x∈[0,1]).
(1) 证明对任意正整数 n、u∈X 和 x∈[0,1],均有
∣(Tnu)(x)∣≤Mnn!xn∥u∥X,M=(x,y)∈[0,1]2max∣K(x,y)∣.
(2) 在所有有界线性算子组成的空间 B(X) 上定义范数
∥F∥=sup{∥Fu∥X∣u∈X, ∥u∥X≤1}.
这给出实巴拿赫空间 (B(X),∥⋅∥)。证明级数
S=n=0∑∞Tn=N→∞limn=0∑NTn
在该空间中收敛,其中 T0=I 为恒等算子。
(3) 设 S 为 (2) 得到的有界线性算子。证明对每个 f∈X,u=Sf=∑n=0∞Tnf 是 X 中满足 u−Tu=f 的唯一元素。
Kai
(1)
n=1 では ∣(Tu)(x)∣≤∫0xM∥u∥Xdy=Mx∥u∥X である。n に対して主張が成り立つとすると、
∣(Tn+1u)(x)∣≤∫0xMn!Mnyn∥u∥Xdy=(n+1)!Mn+1xn+1∥u∥X.
よって数学的帰納法により全ての n≥1 で成り立つ。
(2)
0≤x≤1 だから (1) より ∥Tn∥≤Mn/n! となる。従って
n=0∑∞∥Tn∥≤n=0∑∞n!Mn=eM<∞.
B(X) の完備性により、S=∑n=0∞Tn は作用素ノルムで収束する。
(3)
SN=∑n=0NTn とすると
(I−T)SN=SN(I−T)=I−TN+1.
∥TN+1∥→0 なので、作用素ノルムの極限をとれば (I−T)S=S(I−T)=I を得る。従って任意の f∈X に対して唯一の解は
u=Sf=n=0∑∞Tnf
である。
Reference