東北大学 理学研究科 数学専攻 2022年8月実施 選択問題 [5]
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は8題ある。3題を選択して解答すること。
m は R 上のルベーグ測度とする。R 上の非負値ルベーグ可測関数 f は ∫Rf(x)m(dx)<∞ を満たすものとする。以下の問いに答えよ。
(1) 正の実数 R に対して
fR(x)={min{f(x),R}0(∣x∣≤R),(∣x∣>R)
とおく。このとき、任意の正の実数 ε に対してある正の実数 R が存在して
∫R{f(x)−fR(x)}m(dx)<ε
が成り立つことを示せ。
(2) R 上の非負値ルベーグ可測関数の列 {gn}n=1∞ は次の条件 (∗) を満たすものとする。
(∗) 正の実数 δ とルベーグ可測集合 A⊂R に対して、A が有限な測度 m(A)<∞ を持つならば
n→∞limm({x∈R∣gn(x)>δ}∩A)=0
が成り立つ。
このとき、ルベーグ可測集合 A⊂R が、有限な測度 m(A)<∞ を持つならば
n→∞lim∫Amin{gn(x),1}m(dx)=0
が成り立つことを示せ。
(3) R 上の非負値ルベーグ可測関数の列 {gn}n=1∞ は (2) で定めた条件 (∗) を満たすものとする。このとき
n→∞lim∫Rmin{gn(x),1}f(x)m(dx)=0
が成り立つことを示せ。
题目描述
试卷共8题,选择其中3题作答。
设 m 为 R 上的勒贝格测度,非负可测函数 f 满足 ∫Rf(x)m(dx)<∞。回答下列问题。
(1) 对 R>0,定义
fR(x)={min{f(x),R}0(∣x∣≤R),(∣x∣>R).
证明任意 ε>0 都存在 R>0,使
∫R{f(x)−fR(x)}m(dx)<ε.
(2) 设 R 上的非负可测函数列 {gn}n=1∞ 满足条件 (∗):对任意 δ>0 和满足 m(A)<∞ 的勒贝格可测集 A⊂R,均有
n→∞limm({x∈R∣gn(x)>δ}∩A)=0.
证明每个有限测度的勒贝格可测集 A⊂R 都满足
n→∞lim∫Amin{gn(x),1}m(dx)=0.
(3) 设非负可测函数列 {gn} 满足 (2) 的条件 (∗)。证明
n→∞lim∫Rmin{gn(x),1}f(x)m(dx)=0.
Kai
(1)
0≤fR≤f であり、f が有限な各点で fR(x)→f(x) となる。従って 0≤f−fR≤f∈L1(R) に優収束定理を適用すれば、
R→∞lim∫R(f−fR)dm=0.
これから指定された ε に対する R が存在する。
(2)
0<δ<1 とすると、
∫Amin{gn,1}dm≤δm(A)+m(A∩{gn>δ}).
仮定 (∗) より右辺第2項は 0 に収束する。従って左辺の上極限は δm(A) 以下である。m(A)<∞ なので、さらに δ↓0 とすれば結論を得る。
(3)
0≤min{gn,1}≤1 と 0≤fR≤Rχ[−R,R] より、
0≤∫Rmin{gn,1}fdm≤R∫[−R,R]min{gn,1}dm+∫R(f−fR)dm.
ε>0 に対し (1) によって第2項が ε 未満となる R を固定する。この R に (2) を適用すれば第1項は 0 に収束する。よって左辺の上極限は ε 以下であり、ε の任意性から極限は 0 である。
Reference