東北大学 大学院理学研究科 数学専攻 2022年8月実施 共通問題 問題4
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は4題ある.全問に解答すること.
以下の問いに答えよ.ただし,関数はすべて実数値であるとする.
(1) R の空でない開区間 I 上で定義された連続関数からなる関数列 {gn(x)}n=1∞ は I 上で定義された関数 g(x) に I 上で一様収束するものとする.このとき,g(x) は I 上で連続であることを示せ.
(2) 関数 f(x) は R 上で定義された連続関数で,次の (a), (b), (c) をみたすとする.
(a) f(0)=0.
(b) ある実数 L>0 が存在して,x→0limxf(x)=L.
(c) ある実数 M>0 が存在して,任意の実数 x に対して ∣f(x)∣<M が成り立つ.
このとき,関数 F(x)=n=1∑∞n2f(nx) は R 上で一様収束し連続であることを示せ.
(3) (2) で定めた関数 F(x) は x=0 で微分可能ではないことを示せ.
题目描述
本卷共有4题,全部作答。
回答下列问题,所有函数均为实值函数。
(1) 定义在非空实开区间 I 上的连续函数列 {gn(x)}n=1∞ 在 I 上一致收敛于函数 g(x)。证明 g 在 I 上连续。
(2) 设 f 是 R 上的连续函数,并满足以下条件。
(a) f(0)=0。
(b) 存在实数 L>0,使得 x→0limxf(x)=L。
(c) 存在实数 M>0,使任意实数 x 都满足 ∣f(x)∣<M。
证明级数 F(x)=n=1∑∞n2f(nx) 在 R 上一致收敛,且其和函数连续。
(3) 证明第 (2) 问定义的 F 在 x=0 处不可微。
Kai
(1)
x0∈I と ε>0 を任意にとる.一様収束より,ある N について ∣gN(x)−g(x)∣<ε/3 がすべての x∈I で成り立つ.gN の x0 での連続性から,十分小さい δ>0 に対して
x∈I,∣x−x0∣<δ⟹∣gN(x)−gN(x0)∣<3ε.
このとき三角不等式より ∣g(x)−g(x0)∣<ε.したがって g は I 上で連続である.
(2)
任意の x∈R に対し ∣f(nx)/n2∣≤M/n2 であり,∑n=1∞M/n2<∞.Weierstrass の判定法から級数は R 上で一様収束する.各部分和は連続なので,(1) により F も連続である.
(3)
F(0)=0.(b) より,ある δ>0 をとれば
0<t≤δ⟹tf(t)≥2L.
0<x<δ/2 とし,N=⌊δ/x⌋ とおく.n≤N ならば nx≤δ だから
n=1∑Nn2xf(nx)≥2Ln=1∑Nn1.
一方,N≥δ/(2x) および ∑n>Nn−2≤1/N より,尾部は
n>N∑n2xf(nx)≤xMn>N∑n21≤xNM≤δ2M.
したがって
xF(x)−F(0)≥2Ln=1∑Nn1−δ2M⟶+∞(x↓0).
よって F は x=0 で微分可能ではない.
Reference