東北大学 大学院理学研究科 数学専攻 2021年8月実施 共通問題 問題3
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は4題ある.全問に解答すること.
以下の問いに答えよ.ただし,Z>0 は正の整数全体のなす集合を表す.
(1) f(x) を開区間 I=(a,b) 上で無限回微分可能な関数とする.ある実数 A,B>0 が存在して
x∈Isup∣f(n)(x)∣≤ABnn!(n∈Z>0)
が成り立つとする.任意の x0,x∈I に対して,もし ∣x−x0∣<1/B ならば,級数
k=0∑∞k!f(k)(x0)(x−x0)k
は絶対収束し,f(x) と等しくなることを示せ.
(2) 任意の n∈Z>0 および実数 −1<x<1 に対して,次の等式を示せ.
(1−x)n+1n!=k=n∑∞(k−n)!k!xk−n
(3) {ak}k=0∞ を実数列とし,r>0 を実数とする.各 x∈(−r,r) に対して級数
g(x)=k=0∑∞akxk
が収束するならば,ある実数 A,B>0 と原点の近傍 J⊂(−r,r) が存在して
x∈Jsup∣g(n)(x)∣≤ABnn!(n∈Z>0)
が成り立つことを示せ.
题目描述
本卷共有4题,全部作答。
回答下列问题,其中 Z>0 表示正整数集合。
(1) 设 f 是开区间 I=(a,b) 上无限次可微的函数。存在实数 A,B>0,使得
x∈Isup∣f(n)(x)∣≤ABnn!(n∈Z>0).
证明:对任意 x0,x∈I,如果 ∣x−x0∣<1/B,则级数
k=0∑∞k!f(k)(x0)(x−x0)k
绝对收敛且等于 f(x)。
(2) 对任意 n∈Z>0 和实数 −1<x<1,证明
(1−x)n+1n!=k=n∑∞(k−n)!k!xk−n.
(3) 设 {ak}k=0∞ 为实数列,r>0。如果对每个 x∈(−r,r),级数
g(x)=k=0∑∞akxk
均收敛,证明存在实数 A,B>0 和原点的邻域 J⊂(−r,r),使得
x∈Jsup∣g(n)(x)∣≤ABnn!(n∈Z>0).
Kai
(1)
q=B∣x−x0∣<1 とおく.k≥1 に対する仮定から
k=0∑∞k!f(k)(x0)(x−x0)k≤∣f(x0)∣+Ak=1∑∞qk<∞.
Taylor の定理によれば,x=x0 のとき,x と x0 の間のある ξn に対し
f(x)=k=0∑n−1k!f(k)(x0)(x−x0)k+n!f(n)(ξn)(x−x0)n.
剰余の絶対値は Aqn→0.よって級数の和は f(x) である.x=x0 の場合は明らかである.
(2)
∣x∣<1 で成立する等比級数
1−x1=k=0∑∞xk
を収束半径の内部で n 回項別微分すれば
(1−x)n+1n!=k=n∑∞(k−n)!k!xk−n
を得る.
(3)
ρ=r/2 とおく.∑k=0∞akρk が収束するので,数列 {akρk} は有界である.したがって,ある C>0 により,すべての k≥0 について
∣ak∣≤Cρ−k
とできる.J=(−ρ/2,ρ/2) とおく.べき級数の項別微分および (2) を用いると,x∈J に対し
∣g(n)(x)∣≤Cρ−nk=n∑∞(k−n)!k!(ρ∣x∣)k−n=Cρ−n(1−∣x∣/ρ)n+1n!≤2C(ρ2)nn!.
よって A=2C,B=2/ρ=4/r とすればよい.
Reference