東北大学 大学院理学研究科 数学専攻 2018年8月実施 共通問題 問題4
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は4題ある.全問に解答すること.
以下の問いに答えよ.
(1) Ω をユークリッド平面 R2 の空でない開集合とし,f を Ω 上の実数値 C1 級関数とする.f が点 (a,b)∈Ω で極大値をとるとき,点 (a,b) は f の臨界点である,すなわち f の (a,b) での x,y に関する偏微分係数は 0 になる,ことを示せ.
(2) f(x,y)=(4x5−5x4+10)ey2 の R2 における極大値,極小値が存在するなら,それらをすべて求めよ.
(3) f は設問 (2) と同じものとする.f の D={(x,y)∈R2∣−1≤x≤2} における最大値,最小値が存在するなら,それらをすべて求めよ.
题目描述
本卷共有4题,全部作答。
回答下列问题。
(1) 设 Ω 是欧氏平面 R2 的非空开集,f 是 Ω 上的实值 C1 函数。证明:若 f 在 (a,b)∈Ω 处取得局部极大值,则 (a,b) 是 f 的临界点,即 f 在该点关于 x,y 的偏导数都为 0。
(2) 求 f(x,y)=(4x5−5x4+10)ey2 在 R2 上的全部局部极大值和局部极小值;若不存在,也须说明。
(3) 令 f 与第 (2) 问相同,求其在 D={(x,y)∈R2∣−1≤x≤2} 上的最大值与最小值;若不存在,也须说明。
Kai
(1)
Ω は開集合なので,十分小さい h に対して (a+h,b),(a,b+h)∈Ω.一変数関数 h↦f(a+h,b) と h↦f(a,b+h) はともに h=0 で極大値をとる.フェルマーの定理から
fx(a,b)=fy(a,b)=0.
極小値についても −f に同じ議論を適用できる.
(2)
P(x)=4x5−5x4+10 とおくと
fx=20x3(x−1)ey2,fy=2yP(x)ey2.
fx=0 から x=0,1 であり,P(0)=10,P(1)=9 なので,臨界点は (0,0),(1,0) のみである.
(0,0) では,任意の十分小さい h=0 に対して
f(h,0)−10=h4(4h−5)<0,f(0,h)−10=10(eh2−1)>0.
よって極値をとらない.一方,(1,0) におけるヘッセ行列は
(200018)
で正定値である.したがって,(1,0) で極小値 9 をとり,極大値は存在しない.
(3)
P′(x)=20x3(x−1) より,P は [−1,0] と [1,2] で増加,[0,1] で減少する.
P(−1)=1,P(0)=10,P(1)=9,P(2)=58
なので,[−1,2] で P(x)≥1,等号は x=−1 のときのみ成立する.また ey2≥1 なので,最小値は 1,それをとる点は (−1,0) である.
f(0,y)=10ey2→∞(∣y∣→∞)より,最大値は存在しない.
Reference