東北大学 理学研究科 数学専攻 2017年8月実施 選択問題 [6]
Author
祭音Myyura (Based on L^2's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
問題は8題ある。3題を選択して解答すること。
a>0 とする。f:[0,a]×[0,∞)→[0,∞) を連続関数とし、任意の実数 t∈[0,a] および x1,x2≥0 に対して、
x1≤x2 ならば f(t,x1)≤f(t,x2)
が成り立つものとする。さらに、ある M>0 で supt∈[0,a]f(t,M)≤M/a が成り立つとする。以下の問いに答えよ。
(1) 関数列 {yn}n=1∞ を
⎩⎨⎧yn(t)=∫0tf(s,yn−1(s))dsy0(t)=0(ただし n は1以上の整数),(0≤t≤a)
によって帰納的に定義する。
(a) 各 t∈[0,a] で {yn(t)}n=1∞ が単調増加な数列であることを示せ。
(b) 1 以上のすべての整数 n に対して、各 t∈[0,a] で 0≤yn(t)≤M が成り立つことを示せ。
(2) (1) で定義した関数列 {yn}n=1∞ は、ある連続関数 y に [0,a] 上で一様収束することを示せ。また、y は (0,a) 上で連続的微分可能であること、および、各 t∈(0,a) で
y′(t)=f(t,y(t))
が成り立つことを示せ。
题目描述
试卷共8题,选择其中3题作答。
设 a>0,连续函数 f:[0,a]×[0,∞)→[0,∞) 满足:对任意 t∈[0,a] 和 x1,x2≥0,
x1≤x2⟹f(t,x1)≤f(t,x2).
此外,存在 M>0,使 supt∈[0,a]f(t,M)≤M/a。回答下列问题。
(1) 递归定义函数列 {yn}n=1∞:
⎩⎨⎧yn(t)=∫0tf(s,yn−1(s))dsy0(t)=0(n≥1),(0≤t≤a).
(a) 证明对每个 t∈[0,a],数列 {yn(t)}n=1∞ 单调递增。
(b) 证明对所有整数 n≥1 和所有 t∈[0,a],都有 0≤yn(t)≤M。
(2) 证明第 (1) 问定义的函数列在 [0,a] 上一致收敛于某个连续函数 y。再证明 y 在 (0,a) 上连续可微,且对每个 t∈(0,a),
y′(t)=f(t,y(t)).
Kai
(1)(a)
f≥0 より y1≥y0=0 である。yn≥yn−1 とすると、f の第2変数に関する単調性から
yn+1(t)−yn(t)=∫0t(f(s,yn(s))−f(s,yn−1(s)))ds≥0.
従って帰納法により各点で単調増加する。
(1)(b)
y0=0 であり、0≤yn−1(s)≤M ならば仮定から
0≤yn(t)≤∫0tf(s,M)ds≤aMt≤M.
帰納法により全ての n と t∈[0,a] について成立する。
(2)
(1) によって各点極限 y(t)=limnyn(t) が存在する。また 0≤f(s,yn−1(s))≤M/a なので
∣yn(t)−yn(s)∣≤aM∣t−s∣.
極限をとると同じ不等式が y にも成立し、y は連続である。連続関数列 (yn) はコンパクト区間上で連続関数 y に単調収束するので、Dini の定理から一様収束する。
f は [0,a]×[0,M] 上で一様連続であるため、f(s,yn−1(s))→f(s,y(s)) も一様収束する。よって積分方程式の極限をとれば
y(t)=∫0tf(s,y(s))ds.
右辺の被積分関数は連続なので、y は (0,a) 上で連続微分可能であり、y′(t)=f(t,y(t)), y(0)=0 を満たす。
Reference