東北大学 理学研究科 地学専攻 2025年度 専門科目 問題B
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Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
問1
放射性炭素年代測定を考える。時刻 に残る の個数を 、崩壊定数を とすると、
である。
-
を求めよ。
-
が になるまでの時間の名称と、 についての年数を答えよ。必要なら
を用いてよい。
-
装置が まで検出できるとき、この方法で求められる年代の上限を有効数字 3 桁で求めよ。試料は閉鎖系に保たれているとする。
問2
寒冷地の地中温度について、年最高値と年最低値の振幅は深さとともに小さくなり、深部では年間を通して 未満となる。図の層 E、F の名称を答え、代表的な地形を1つ挙げて成因を説明せよ。
地表 ─────────────────
E 夏に融解し冬に凍結する浅い層
── 永久凍土面 ──
F 年間を通して 0 ℃ 以下の層
(年最高・最低地温の差は深さとともに減少)
深部
問3
地形図では、現河道のそばに高低2段の平坦面 J、K があり、沖積扇状地上を L から M へほぼ直線状の急崖が横切る。また、その線上で水系や地形境界にずれが見られる。
山地 ─ J 高位面 ─ 段丘崖 ─ K 低位面 ─ 現河道
L
╲ 直線状の急崖・地形線のずれ
╲
M
- J、K の地形名称を答えよ。
- J、K のどちらが古いか、根拠とともに答えよ。
- L–M に活断層が存在すると考えられる理由を複数挙げよ。
Kai
問1
(1)
より
(2)
名称は半減期。半減期を とすると、
したがって 年である。
(3)
問2
E は活動層、F は永久凍土層である。
代表的な地形として pingo がある。凍結に伴って地下水が膨張し、地表を押し上げてできる丘である。
問3
(1)
J は高位河岸段丘面、K は低位河岸段丘面である。
(2)
河川の下刻に伴って高い段丘面から順に離水するため、。
(3)
L–M に沿って現河道と平行でない直線状の急崖が連続する。また、水系や段丘・扇状地面の境界がこの線を挟んで系統的にずれ、切断されている。したがって河食崖ではなく、断層変位が累積した地形と考えられる。